大阪市営バスの運転手、タクシー運転手を殴ったとして逮捕
30日未明、大阪市営バスの運転手が、タクシーのドライバーを殴ってけがをさせたとして、現行犯逮捕された。
被害に遭った運転手は「5、6発は殴られたと思うけど、それ以上は殴られたんちゃうかな。『このやろう』って思ってます」と話した。
シャツが血だらけになったタクシードライバーの男性。
客の男に殴られ、全治2週間のけがをした。
男性は午前1時すぎ、大阪市都島区で客の男に顔面を数発殴られた。
男は、大阪市交通局のバスの運転手・一色康行容疑者(43)で、通行人からの通報を受け駆けつけた警察官によって、現行犯逮捕された。
乗車中に一色容疑者は、料金が1,000円ちょうどで止まるように要求していたが、一定額が加わっていくタクシー料金では、1,000円ちょうどは不可能だった。
そして、料金が1,040円のところで止まると、一色容疑者は騒ぎ出したという。
被害に遭った運転手は「1,040円になっているから、『40円はよろしいよ』って言った。100円出して、『ぼったくりや』と騒ぎ出して。僕も釣り銭を渡さないといけないから、降りていって、話そうと思ったら、殴られた」と話した。
一色容疑者は調べに対して、「酔っていて覚えていない」と供述している。