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首都圏 列車の運休など相次ぐ
9月30日 17時29分

台風17号の接近に伴って首都圏の鉄道は運転を見合わせたり運転本数を減らしたりする動きが広がっています。

新幹線

新幹線は東北・山形・秋田・上越・長野の各新幹線で30日の夕方から夜の列車の一部について運休を決めました。
東海道新幹線は一部の区間で速度を落として運転しています。

在来線

▽湘南新宿ラインは全区間で運休しています。
▽運転本数を半分に減らしているのは、東海道線、横須賀線、伊東線です。
▽運転本数を30%ほど減らしているのは快速電車を含む総武線と、中央線、常磐線、それに、山手線、京浜東北線、埼京線、宇都宮線、高崎線、武蔵野線、南武線、横浜線、京葉線、日光線の各線です。
▽青梅線は運転本数を20%ほど減らして運転しています。

私鉄

▽小田急電鉄は、東京メトロ・千代田線に乗り入れる「多摩急行」は運転を取りやめています。
▽東葉高速鉄道は東京メトロ・東西線に乗り入れる列車が運転を取りやめています。
▽京王電鉄は、新宿と高尾山口の間の準特急の運転を取りやめているほか、調布と橋本駅の間で運転本数を減らしています。
▽東武鉄道は、東武スカイツリー・伊勢崎線や日光線で運転本数を減らしています。
▽東京臨海新交通、「ゆりかもめ」は運転本数を半分程度に減らしています。
▽京浜急行はすべての区間で最高速度を75キロに抑えて運転しています。

特急・JR

▽「成田エクスプレス」が運休しているのほか中央線の「あずさ」と「スーパーあずさ」それに「かいじ」「はまかいじ」が運休しています。
▽常磐線の「フレッシュひたち」と「スーパーひたち」が午後6時半以降、すべて運休します。
▽都内と群馬県を結ぶ「あかぎ」も30日の夜いっぱいは運休が決まっています。
▽伊豆半島を結ぶ「踊り子」、「スーパービュー踊り子」はすべての列車で運休が決まっています。

特急など・私鉄

▽京成線の「スカイライナー」は成田空港発午後9時9分の列車から、「イブニングライナー」は上野発午後8時40分の列車からそれぞれ運休が決まっています。
▽西武鉄道の特急レッドアロー号は池袋線と新宿線ともに午後6時以降、運休を決めています。
▽小田急線が新宿と箱根湯本などを結ぶ特急ロマンスカーは、すべての列車で運休を決めています。
▽新宿と御殿場を結ぶ特急「あさぎり号」は、今後の列車の運休を決めています。
▽神奈川県の箱根登山鉄道は、小田原駅と箱根湯本駅の間で午後5時25分以降の上下線が、箱根湯本駅と強羅駅の間も上下線ともに運休しています。
箱根登山ケーブルカーも午後5時16分の発車が最終となり、それ以降は運休します。

夜行列車

運休が決まっているのは、東京と高松や島根県の出雲を結ぶ「サンライズ瀬戸・出雲」、上野と札幌を結ぶ「北斗星」、上野と青森を結ぶ「あけぼの」のそれぞれ上りと下りの合わせて10本です。
JR東日本では、「今後、雨や風の影響で運休が増える可能性もあり、情報に注意してほしい」と呼びかけています。

高速道路

▽高速道路は、台風の接近に伴う大雨の影響で中央自動車道の勝沼インターチェンジと相模湖インターチェンジの間の上り線で午後4時から50キロの速度規制が行われています。
▽また、首都高速道路は台風による強い風の影響で横浜市内の7つの入り口が閉鎖されました。
閉鎖されたのは、湾岸線の杉田の両方向、湾岸線の三渓園の西行き、狩場線石川町の上り線の入口などです。

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