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おやじスカラー戸田便り

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2012-09-06 才能を伸ばすための指導者の役割

oyajisculler2012-09-06

エキスパートになるために必要な累計練習時間(*)について、ネットで検索したところ、以下のサイトがヒットした。

(*: 10年、1万時間)

才能を伸ばすための指導者の役割

これは教授学習心理学の専門家である東北大学のK村教授に対するインタビューを文書に落としたもの。

内容は科学者育成を主題としたものだが、K村教授自身がスポーツ心理学も専攻している事もあり、内容の半分以上がスポーツ育成関連。

良く纏まっているので、指導者若しくは指導者を目指す方々の参考情報としてここに紹介させて頂く。

K村教授の言う(1)導入期、(2)専門期、(3)発展期というのは、一般的な年齢で当て嵌めれば、各々、(1)小中学生、(2)高校・大学生、(3)社会人という事になるが、おやじの母校東大ボート部の場合は、大学からボートを始める者が殆どなので、超短期間でこの3つの育成フェーズに当て嵌めてみる。:

  1. 導入期: 1年目 新人期
  2. 専門期: 2年目 ジュニア期
  3. 発展期: 3年目以降 対校期

まあ、ボート競技を長い目でみれば、東大の対校期は専門期だが、大学卒業後にボートを引退してしまう者も多いので、上記の様に考えてみた。

導入期の強烈な出会いや体験:

K村教授によると、「その分野に興味を持つきっかけになった強烈な出会いや体験によってそれぞれの領域に引き込まれている」とのこと。 

因みに、おやじの新人時代に得た強烈な出会いや体験を幾つかつか列記すると:

  1. 新人同期の人数が一番膨れ上がった時には60人もいた。この大所帯で競争しながら、ワイワイガヤガヤやったこと。
  2. 新人コーチから、「トレーニングは失神する位のつもりで、最初から追い込め!」と指導されたこと。
  3. 新人の学内レース(当時は夏=ナックルシックス、秋=エイト)で、2回共優勝できず2位で悔しかったこと。
  4. 合宿所は、飯炊きのバアさん(K田さん)を筆頭とした恐いマネージャー陣が君臨しており、確り練習や掃除をしないと飯を食わせて貰えなかったこと。
  5. 「強い強い」と言われていた対校エイト(S54年)が、東商戦以降は、なかなか勝てず、最後のレース=全日本で見事に優勝したこと。

以上

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プロフィール

oyajisculler

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14年間のコーチ経験を経て、漕手に復帰した「おやじスカラー」

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