ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

おやじスカラー戸田便り

<< 2006/01 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
  
 | 

2006-01-28 日ボのコーチセミナーに出席

oyajisculler2006-01-28

今日は日ボのコーチセミナーが開催された。各競技団体から2名以内という条件であった。おやじはLBRCの名前で出席した。

イタリア人プロコーチ、ジャンニさん(何故か、日ボのプログラムにはジョバンニとある。宮沢賢治の小説「銀河鉄道」影響か?)による初のコーチセミナーという事で盛況だった。

(おやじは間違えて三菱養和会戸田艇庫へ行ってしまい、急いで巣鴨へ行きなおした為、4分程遅刻。恥ずかしい勘違い)

さて、今回のコーチセミナーは五輪でメダルを取る選手の発掘から始まり、世界でメダルを取るためのトレーニングの話が主体であり、中年漕手のおやじには直接関係するところでは無かったが、興味深く聴講させて頂くと共に、おやじが学生の頃、T大で取り組んだトレーニング方法は、今でも通用するトレーニング方法であるという事が分かった。我が意を得たりという気分であった。

ジャンニコーチングに関する特記事項:

ジャンニのセミナーに関する特記事項は以下のとおり。

  1. 低負荷のロングだけではダメで、負荷を上げたロングも織り込み、持久性のある速筋FTa(おやじの頃は白筋を持久性のあるピンク筋にすると言っていた)の増強が必要。
  2. ボートで勝つためには、ランニングによる心肥大と、ウェイトトレーニングによる筋力+心臓筋肉増強の2つを同時に強化する必要あり。
  3. 2000mレースで勝つ為には、20km〜40kmのロングから、2000mレースペースまでの間を間を飛ばさず連続性を保つ様にしてバランスよくトレーニングする必要あり。
  4. ラストスパートの無酸素運動は、概ねラストの250m。
  5. 五輪のA-finalで勝つ為には、#1Qのスピードが必要。この為にはスタートダッシュが必要であり、レースに至るまで、長期間を掛けてスタート練習に取り組む必要あり。スタート練習は、乗艇練習の始めの方に入れた方が良い。(おやじが学生の頃は、本番メニュー前のW.Upメニューの中に静止スタート練習を毎出艇入れていた。=4月以降)
  6. 飯を沢山食えない選手は良い選手に成れない。これは万国共通の話。

今日は良いコーチセミナーだった。

 | 
プロフィール

oyajisculler

oyajisculler はてなダイアリープラス利用中

14年間のコーチ経験を経て、漕手に復帰した「おやじスカラー」

<お願い> このWebLogには、漕法及び漕艇用具の考察をする上で、理解しやすい様に写真等を掲載しています。この中にはFISAのHP等からダウンロードしたFISA関係者の個人が著作権を有するものがありますので、他に転用したりしない様にお願いします。
Google