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おやじスカラー戸田便り

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2007-12-27 脱水症状と水分補給

oyajisculler2007-12-27

「昨夕は30日の1X耐久レースの予行演習で24km漕を漕いだ。

これまで18km漕を漕いできたが、漕ぎ出す前に多めに水分補給をすることで18kmまでは途中の水分補給無しで何とか漕ぎきることが出来ていた。しかし、本格的冬場に入るに従い、乗艇中の気温が5℃以下になってくると最後の方は膝下の脹脛や足の指が攣る様になってきた。気温が下がったことで体が冷えて筋肉が攣りやすくなっているのだと考えて、昨夕は膝下まである長い靴下を履いて乗艇したがハーフの12kmを過ぎた頃から足の指が攣ったり、脹脛がピクピクしだし、危ない兆候が出た。

さて、話が飛ぶが、11月の公認コーチ講習会の中で栄養学の講座や熱中症の対策の中で水分補給の重要性の話がでた。運動中に汗を大量にかくと脱水症状になり、運動パフォーマンスが低下する他、筋肉が攣るなどの症状が出るというので、運動中も十分な水分補給が必要との事だった。即ち、「脱水症状を起こし体内の電解質のバランスが崩れ,手足が攣るような状態になることがある」ということだ。

上記の話が記憶に残っていたので、脚が攣るのは初期の脱水症状であると自己分析し、先ず16km時に給水した。(約10秒のロス)その後漕ぎ続けたところ、まだ脚が攣りそうなので20km時に再度給水した。その結果、ラスト1周は脚を攣ることなく漕ぎきれた。

ということで冬場の夜間乗艇の後半で脚が攣るのは、単に気温が低い影響ではなく、脱水症状が引き金となって脚が攣る症状が出ることが分かった。今後は乗艇途中で喉が渇く感じがある場合には早めに給水することとした。特に1時間を越える場合はこれが必要の様だ。

24km耐久レースでの給水計画:

上記を踏まえて、30日の24km漕では以下の様に水分補給する予定。

  1. 岸蹴り前にタップリと給水する。
  2. ハーフの12km時に給水。(それ以前に喉が渇く感があれば都度給水)
  3. ラスト2周の18km時に給水。

給水は2100m地点の折返し付近で行う予定。

以上

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プロフィール

oyajisculler

oyajisculler はてなダイアリープラス利用中

14年間のコーチ経験を経て、漕手に復帰した「おやじスカラー」

<お願い> このWebLogには、漕法及び漕艇用具の考察をする上で、理解しやすい様に写真等を掲載しています。この中にはFISAのHP等からダウンロードしたFISA関係者の個人が著作権を有するものがありますので、他に転用したりしない様にお願いします。
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