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今日は夜間乗艇の日。6月に入って随分日が長くなった。戸田に着いた時は右上の写真の通り、未だ明るかった。
さて、いよいよ今シーズン最大のレースである全日本社会人選手権が7月中旬にある。レースまで1ヶ月半を切った。そろそろ本格的にレース準備をする必要がある。これまで乗艇の負荷レベルをキープしやすい18km漕を中心にトレーニングしてきたが、今後は夜間乗艇練習はレースペースに重きを置いた練習メニューとし、週末の1X午後乗艇は、LSD主体のテクニカルドリルにしてゆこうと思う。(週末の午前乗艇はエイトのレースペーストレーニングがあるため、1X乗艇は午後となる)
今日はレースペーストレーニングの1回目。メニューはW.Upの後、500m * 6セット(インターバル:250mノーワーク)。今年のこれまでの1Xレース(お花見、戸田マスターズ、全日本マスターズ)を介して、500m〜750mでペースが落ちる傾向が見えてきた。やはりVO2 max.値の不足、即ち有酸素運動能力が不十分で、高いレベルの艇速を維持する事が出来ていない模様。そこでレース中盤で必要なペース(1'56"前後)を有酸素運動で実現する様にしたい。当面、500m*6発の平均ペースで1'56"〜57"を維持できるようにしたいと思う。
今日は生憎、東の風が3m程吹いており、コースには若干波が立っていた。社会人選手権が開催される長沼は風が吹くとラフコンになりやすいので、少々の波があっても漕げる様にする必要がある。また、過去2回の長沼での7月の社会人選手権を踏まえると、どうも逆風になるケースの方が確率が高い様だ。従い、得意の順風だけでなく、逆風でも力を出し切れる様にトレーニングする必要がある。
前述の通り、東の風が3m程度吹いていたので順風と逆風ではかなりのタイム差があった。
この結果、順風4発の平均:1'56"3, 逆風2発の平均:2'08"1となる。風の影響は、逆風で大きく、順風ではそれ程恩恵に預かれない。従い、単純平均したのでは、風が吹いた日の記録は悪目のタイムとなり、適正な評価が出来ない。これを評価する適切な評価方法がないものかと思っていたが、知人(T塚氏)から、簡便な評価方法を教えて貰った。即ち、順風時のタイム短縮影響を1とした時に、逆風時のタイム悪化影響を2と見る。具体的には、無風換算のタイムは、順風時のタイムに順・逆のタイム差の1/3を加算したもので評価するというもの。これなら風が吹いている時でも、簡易なタイム修正で無風換算のタイム評価が出来る。
今日の6発の記録を無風換算すると;
レストは250mと短めなので、6発平均値は2000mのレースペースと同等と仮定すると、以前試算した乗艇練習時の艇速管理指標(下図)で評価することが出来る。
今日は水温17度程度とみると、負荷レベル90%の2000mペースは2'00"9となる。今日の500m*6発の無風換算ペースは概ね90%負荷レベルだったという事になる。今後はこれを何とか95%負荷レベルまで上げたい。(水温22度の時に1'57"台)
今日は初回だし、90%負荷レベルでよしとしよう。
以上