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昨日のログで、エルゴ記録をベースにした乗艇タイムの試算例を纏めた。今日は、昨日の計算結果をベースに、普段の乗艇練習での艇速管理指標を設定してみた。
昨日の算出したタイムは、エルゴ2000m一発トライアル記録に基づいた、実際の乗艇で出し得る最高タイムを計算したもの。当然ながら、その様なベストコンディションでのピークの艇速を普段の乗艇練習で毎回だせる筈もない。また、普段の乗艇練習では他の艇の曳き波や風の影響などもあるので、ある程度艇速(負荷レベル)を下げた実際上の練習管理指標とする必要がある。前述のベストの艇速出す際の出力負荷レベルを100%とした時に、普段の乗艇練習でキープすべき負荷レベルを考えてみた。例えばエルゴを例に取ると、今年1月のエルゴ大会本番1週間前に2000mを試漕したが、まあそれなりに頑張って漕いだ。その時の記録は6'55"5で、本番での記録6'49"1に対し、速力比で98.5%。ボートの場合、速力比の3乗と出力が比例するので、試漕時の出力は本番時の95.5%であったことになる。まあ試漕時もそれなりに頑張ったので、95%付加レベルを日頃の乗艇練習の管理指標(最低ライン)とするのは厳しすぎる気がする。そこで、日頃の乗艇練習での管理指標は付加レベルで90%に設定することにした。また、水温が冬場と夏場で20度近く変動する。以前、水温と艇速の関係について纏めたが、水温5度の変化に対して艇速が1%変化するので、この関係も織り込んで年間を通じて使える管理指標の表を作成してみた。下表がその管理指標。
作成した管理指標を使って、夜間乗艇で早速18km漕を実施してみた。18km漕でキープすべき平均ペースは、冬場である現在の水温7度の欄より、2'19"3/500mとなる。今日の戸田は北北西の風が2〜3m程度吹いていた。まあベストコンディションとは言えないが、まあまあのコンディション。艇速をキープするため、先週より少しレートを上げてSR22〜23で漕いだ。出だしは良かったが途中でダレて艇速が落ちかけたが、早めに給水して艇速が落ちない様に配慮し、確り漕いだ。順風時と逆風時で艇速に差が出るが、往復の平均では概ね2'20"を少し切ったところ。やはり管理指標があった方が練習の励みになる。艇速をキープする為に上体の無駄な処に力まない様にリラックスすると共に、できるだけスムーズに動く様に心がけが、今日はまずまずの漕ぎが出来たと思う。
以上
じいの昨シーズンの戸田マスターズ、全日本社会人、琵琶湖レガッタなどの静水1000mの記録と比して、レース時必達目標とぴったり合致しています。
じいが常々、静水1000m4分切りを目標としていたのが、馬鹿げた夢ではなく、必達目標だと指摘されたようで新たなファイトが沸いてきます。
じいの可愛い子供たち=学生と情報を共有していきたいと思います。
さて、エルゴの力を乗艇でも100%近く発揮出来るというのは、ごく限られた超一流の為せる技だと思っています。その意味で95%出力辺りが指標として現実味があると考えました。お互いに95%の必達目標をレースで出せるように精進しましょう。(90%は普段の練習時の管理指標)
ところで、滋賀のT中さんは、エルゴ記録と実際の乗艇タイムの関係が100%を超えてしまっている様です。前述の通り、乗艇での効率が100%を超えてしまっているのか、はたまた、エルゴが嫌いで真面目に漕いでいないのか。。。。どちらでしょう?