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12月1日に開催した#2回HoAでは、写真撮影専門のスタッフを笹目橋の上に張り付け、通過するクルー全員を撮影して貰った。HoA写真集サイトは下記URL:
M1Xで優勝したのはMY生命のM選手。彼はSykes M26に乗っていた。昨年優勝したM岡選手も同じSykes M26だったので、Sykes M26はHoAのM1Xで2連覇となった。さて、HoAではSykesの他、Empacher, Filippi, FISA型の中国製スカルなど様々な船型の1X艇が出漕していた。写真集をみると、艇からでる曳き波の状況が良く分かるので、各船型の曳き波に着目して写真を編集してみた。参考までに編集した写真を添付する。
上記写真を見て以下の通り考察してみた。
1)舳先から出る波:
2)船尾から出る波(船尾端から出る白い泡とハの字型の曳き波):
尚、Sykes M26はM20に比べると、船尾がやや深めに浸かっているので、白い泡やハの字の波の様なものが僅かに出ている。しかし、(A)船型に比べると少ない様だ。(Empacher船型とSykes M26の船尾波は概ね同じ程度)
上記は簡単な観察だが、定点から写真撮影することで、こういった比較が出来て面白い。12月下旬におやじの新艇(Sykes M20)が戸田に到着する予定。17日の新艇到着が待ち遠しい。
<追伸>
ボートの抵抗は、水中抵抗と空気抵抗からなる。エイトにおける抵抗成分を分解すると以下の通りとなる:
水中抵抗(約85%):
空気抵抗(約15%):
という事で、今回のログで着目した造波抵抗は、ローイングボート(通常の船舶に比べると圧倒的に細長い)の場合、全抵抗の5%程度の話であり、摩擦抵抗に比べると、その影響度は微々たるモノだ。しかしながら、ボートが進むときに生じる波は後ろ向きに進むローイング競技の場合は漕手から良く見えることもあり、実際の影響度以上に、心理面で漕手に与える影響が大きい様な気がする。(波を見て抵抗がどうのこうの言うのは、おやじだけかな?)まあ、我々もギリギリのところで勝負しているので、こういった微小な抵抗の差も気になるところである。
以上