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おやじスカラー戸田便り

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2006-03-26 久々に好コンディションの荒川、エイトの調子も上々

oyajisculler2006-03-26

2週続けてラフコンの荒川だったが、今日は嘘の様に穏やかなコンディションだった。気温は10〜13℃というボートの練習にはベストの気温、しかも微風という絶好のコンディションだった。

往路はW.UP & LP:

何時もの様に静止スタート練習まで入れた定番W.UPを追え、笹目上の彩湖の水門からの合流地点辺りからライトパドルに入った。今日は2000mに相当するLP8分+LW2分とした。SR19前後とやや低めのレートではあるが、泡空き2枚程度で1本1本確り押すことが出来た。水面のコンディションが良いこともあるが、LBRCエイトとしてはバランス・リズム共にこれまでで最高の出来だった。平均年齢40歳超のエイトも練習を重ねるたびに漕ぎが改善し、毎週気持ちの良い練習が出来ている。8分漕3セット目の途中で秋が瀬橋を超え、取水堰手前の水門で折り返した。秋が瀬橋から取水堰の辺りは釣り人サンクチュアリーになっている様で、橋を超えて水門近くへ行くと、釣り人が「こっちへ来るな!」と喚いていた。気付いて周囲の岸を見渡すと、釣り人に囲まれていた。右上の写真は取水堰の手前で撮影したもの。今日は写真の通り、風もなく、鏡のような水面だった。

復路はレースペースのパドル:

折り返した後、先ずはパドル20本2セットでアップ。本番メニューとして1000mレースをイメージしたレースペースのパドルを実施。

  1. 1セット目:静止から5本、ハイピッチ10本(SR38)、コンスタント45本。コンスタントはSR34キープの予定だったが、SR32まで落ちてしまい、直ぐに1枚上げを入れてSR33〜33.5で漕いだ。SR32を超えたコンスタントは昨年の2000mレース以来であり結構シンドイ。
  2. 2セット目:ランニングから60本。最初にSR34で入るも、途中でSR33を切り、1枚上げを入れて33〜33.5で漕いだ。久々のレースペースは結構脚に来る。
  3. 3セット目:ランニングから入り、ラスト30本から10本毎に1枚上げを入れた。60本はたかだか500m相当だが、レースペースで漕ぐと結構キツイ。ラストはSR37まで上げた。フィニッシュ周りでハンズアウェーとボディーリカバリーで腹筋にも結構来た。

さて、本日の仕上げメニューは1000mレースをイメージした3分半漕。上記のレースペース60本を組み合わせた形でコンスタントSR33キープを狙った。ラスト1分は20秒毎に1枚上げでスパートへ。我々の前をHS大エイトがモーター付きで下っていったのでモーターの曳き波が少し残る中で実施した。途中でSR33を切ったりしたが、1枚上げを入れて概ね33.5以上をキープした。ラスト1分からのレートアップは、何故かCOXが2枚上げとコールし、「勘違いしている」と思いながら、予定通り1枚ずつ上げた。ラストは結局37までは上がらず終了。久々にキツイメニューで、終わった直後は心肺がアップアップなのと、リカバリーの頑張りが効いたのか、腹筋が痛くなった。このメニューが終わった後、暫くユッタリ流した。笹目橋の下からLP2分、LP1分のインターバルに入ろうとしたが、今日は春の陽気に誘われたか、大型クルーザーやウェイクボードのモーターが沢山出ており波が消えることはなく、結局、シックスワークで帰った。日曜日の11時過ぎは、笹目〜戸田橋間はモーターの波で練習にならない。

W大の新エイト、Vespoli V1を見学:

4月16日の早慶戦の招待レースで東商OBエイトレースが隅田川(1000m)で行われる。おやじはT大OBとして出漕する。丁度東商戦OBエイト2000mレースの前哨戦となる。さて、この隅田川のレースでW大の主務やOB幹事長さんにお世話になっているが、W大が隅田川でのレース用としてVespoliの新船型V1を購入したと聞き、早速見学させて貰った。下の写真がこの新艇。ラフコンの隅田川対策として英国Carl Douglas社製のAeRoWingリガーCarl Douglas Racing Shellsを装備すべく発注したが、若干トラブルがあり、リガーの到着が遅れて未だ本艇を漕いでいないということだ。来週にはリガーが到着し、この新艇で練習するということだ。来週の日曜辺り、荒川ですれ違うかも知れない。

f:id:oyajisculler:20060326160611j:image

さて、このVespoli V1船型、Vespoli社のHPWe’re Sorry: Page Not Found | Vespoli: World Class Racing Shellsによれば、ヨットレースの2003年アメリカスカップ優勝艇Alinghiの船型開発を担当したチーフデザイナーが最先端のコンピューター解析で開発した新船型で、Empacher, Hudson等のライバル艇より1艇身以上速く、しかもバランス安定性が良いということだ。漕手平均体重に応じて、S, M, L, XLの4つのサイズがあり、各々最適化された船型となっているそうだ。W大のV1船型は漕手平均体重75kgということなので、恐らくMだと思う。W大の艇庫で見ると下に置かれていたEmpacher K84と略同じ長さだったので全長16.8〜16.9mといったところか?隅田川のラフコン対策を目的として購入したという話だが、舳先のトップボール位置がEmpacher艇に比べると低めなのが少々気になったが、実際に浮かべてみれば、水面より遥かに上にあるのかも知れない。

早く実際に漕いでいるところを見たい。

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プロフィール

oyajisculler

oyajisculler はてなダイアリープラス利用中

14年間のコーチ経験を経て、漕手に復帰した「おやじスカラー」

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