尾田栄一郎×桜井和寿 対談 – Switch Vol.27
「尾田栄一郎×桜井和寿の対談」を収録したSwitch Vol.27。ONE PIECE映画10作目にして、とうとう原作者である尾田栄一郎自らが制作の指揮をとるということで、近頃なにかと話題になっています。日曜のアニメは本編を中断して映画連動の内容に変わり、来週号の週刊少年ジャンプでは本編とは別に「金獅子」の特別読み切りが収録される様子。
12年間ONE PIECEを読み続けてきたのに、ボクは今まで映画を観たことはありません。それでも、ここまでの大騒ぎになってくるとさすがに観にいきたくなってしまいます。
◆ONE PIECEとは…
1997年に連載を開始して以来、今なお週刊少年ジャンプで頻繁に巻頭を飾る。コミックスの累計発行部数・初版発行部数の日本記録を保持し、過去最速で1億冊を売り上げた名実共にNo.1の少年漫画。
そこへきて、さっき仕事帰りに立ち寄ったTSUTAYAでルフィの顔をスケッチしている写真を表紙にした雑誌が目に飛び込んできました。「尾田栄一郎+桜井和寿」。「ONE PIECE × Mr.Children」。以前に読んだ「うすた京介×尾田栄一郎」の対談がたいへんに面白かったので、こっちの一流アーティスト対談は、もちろん即買いしてしまったわけです。そして、帰りの電車だけで全部読みました。
尾田さんが今回の映画「Strong World」の曲をミスチルに依頼した経緯とか、そのために桜井さん宛に出した手紙の内容とか、テーマソングを作り上げたミスチルの想いとか、一度作ったストーリーをボツにして公開延期してまでまた新しくストーリーを作り直した尾田さんの、少年漫画ポリシーとか。
短い対談の活字の中に、お互いの「一流」を感じさせる熱が込められていて、読んでいてドキドキしました。
その他にも、尾田さんが映画のために鉛筆で書き下ろしたキャラクター設定画とその解説も掲載されていて、700円の雑誌とは思えないゴージャスさです。ONE PIECEファンなら買うしかありません。
ついでに言うと、全然関係ない後ろの方のページに「内村さまぁ~ず」のレポート企画が入っていて、何気にうれしかったです。さまぁ~ず好きとしてはやっぱりね。
Switch なかなか面白い雑誌です。 Tweet