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今日は1X乗艇とオールのスリーブ交換の2件を行う為、午後休暇を取り戸田へ。午前中曇りで肌寒い天気だったが、戸田に着くと日が差して少し暖かくなってきた。今日実施した内容は下記の通り:
先週の夜間乗艇のログに記載した通り、下記リギング調整を行った。
リギング調整後、14時過ぎからポンドに出艇し、12km漕を実施した。今日はゲートが開いており2000mコースを3周。早い時間帯なのだが何故か高校生クルーが10艇ほど出艇していた。学校の授業はどうなっているんだろう?
北北東の風が2m程度吹いていたが、日が差して穏やかな陽気なので上は半袖、下はハーフパンツの格好で出艇。暑くも寒くも無く丁度良かった。年末の24km耐久レースの目標である12km1時間のペースを狙い、SR20程度で1本1本丁寧に漕ぐように心掛けた。上記のリギング変更により僅かだが水中の負荷が増し、また、インボードを短くした分オールの振り角が僅かに大きくなり、1本1本で艇を進める感じが改善した様に感じた。若干東よりの風が吹いているため往路復路で順風・逆風のギャップがあり、先週の静穏状態に比べるとタイムが出難い状態ではあったが、先週よりタイムが1分改善し、58分35秒だった。但し、1500m*4周と2000m*3周で折り返しが2回少ない分、50秒は改善して当然の結果であり、実タイム程の改善ではない。まあしかし風の条件に差があることを勘案すれば、リギング変更で艇速(漕艇効率)が若干改善したと思う。(このブログを書いている間にハムストリングスが攣ってきた。水中の負荷は確実に上がっているということだろう)
24kmレースの本番では1500mコース1周3kmを15分のペースを守って、24kmを2時間で漕破することが目標。恐らく6周18km辺りまではOKと思われる。最後の2周でこのペースがキープできるかどうかがポイント。何れにせよ前半で無理しない様にしたい。それと気になるのが途中で水分補給をするかどうか?自転車用の水筒を準備してキャップの開け閉め時間をセーブして短時間で水分補給してみようかと考えている。
12月10日のログに記載した手順に従い、オールのスリーブ交換作業を実施した。本日作業中に写真撮影したので、言葉で説明するより写真を記録として残したい。
今回の作業でのフィードバック事項は以下の通り:
今使っているCrokerオールは昨年5月に購入したもの。左手のグリップがかなり磨り減っているのは気付いていたが、今日見てみると一部破れて穴が空いていた。1年半以上もったので耐久性はかなり良いということだろう。良い機会なのでグリップ交換を行った。作業時に写真を撮ったので作業要領として写真を編集してみた。
上記資料の通りだが、手順を書き下ろすと:
以上
あれから漕ぎが改善されつつ、良い方向に向かってます。
今回はこのスリーブの件とはまったく関係のないことですがよろしいでしょうか?
自分が常に抱いている疑問なのですが、ボート競技は欧米では日本よりはメジャーであるとよく言いますが、競技人口はどの程度かご存じないでしょうか?
以前どこかのサイトでイギリスのボート協会はジュニア層に力を入れ、ジュニアの競技人口が約3万人!と見た記憶があります(間違っていたらすみません)
一度イギリスボート協会のHPを観たのですが、ボート部のある大学が200校近くあり、驚きました。
アメリカでは『栄光と狂気』の中の記述にボート競技はマイナーだとあります。
ドイツやイタリアではエンパッハのような優れた艇を生産しているので、多少はメジャーだということが想像できます。
実際の現状はどうなのでしょうか?
またアメリカにおけるエルゴの価格が1000ドル程度で約日本円にして12万円程度とかなりの格安でした。下記などのサイトです。
http://store.gymcor.com/con2inrowmod.html
これはエルゴの輸入代理店が価格を吊り上げて、日本における普及を妨げているのではないのでしょうか?
競技人口ひとつだけ論文が書けそうですね。
何か知っていることがあれば、教えてください。
1)欧米のボート人口:
・高校生:高校生のボート人口という意味では、日本は多い方だと思います。欧米では高校のボート部はマイナーで、高校生は地域のクラブチームに入ってボートを漕ぐのが殆どだと思います。尚、米国の場合は高校生はあまりボートをやっていないような気がします。
・大学ボート部:大学になると、欧米は日本よりボート人口が圧倒的に多いと思います。欧米では昔、内陸の水運が発達していた関係でボートに適した水域が多い事、また、100年以上の歴史を有する大学が多いのも理由の様です。また、欧米人は日本人に比べると、アウトドアやストイックなスポーツが好きな人間が多い様で、この意味でもボート好きが多いのかも知れません。尚、米国では大学からボートを始める選手が多い様ですが、エイトは圧倒的に速いですね。
・地域クラブ:これが彼我の差を決定的にしている要素です。欧米では100年以上の歴史を有するボートクラブが水域各地に点在している様です。この意味でボート文化が根付いていて、70歳、80歳になってもボートを漕ぎつづけるオアズマンが沢山いる様です。おやじ本人もそうなりたいと思い、今後も漕ぎつづけたいと思います。
2)超高級レース艇が多い戸田の状況は、世界的に見ると異状:
余談ですが、欧米のクラブチームの方々やコーチが戸田に来て最初に驚くのが、トップレベルのオアズマンがレースに使うエンパッハやフィリッピの最高級艇が、ボート後進国の日本に何故こんなに沢山あるのか?これはクレージーだ。(恐らく、目の前で漕いでいる未熟な漕ぎと艇使用のギャップに驚いての話)おやじも同じ考えで、リギングさえ確りしていれば、普段の乗艇練習時は多少重いトレーニングボートでも全く支障がないと思います。高価なエンパッハの新艇を1年中トレーニング艇として使っているのは日本の大学ボート部だけでしょう。日本ではボートの本質を究める程のボート文化に至らず、短期的な成績・結果ばかりに目が行きがちで、限られた財源の中で一点豪華主義の高級艇購入に走ってしまうんでしょうね。それよりメンテの方にも予算を廻せばボートもエルゴももっと長持ちするんですが。。。
3)エルゴの価格:
おやじが現在使っているエルゴは1995年に購入したもので、当時は12万円程度で、米国内での販売価格と大差が無かったと記憶しています。今のModel-D価格、28万円?は高すぎます。日本国内での需要と供給の関係でこれでも売れるからそうなっているんだと思います。ところでModel-CとModel-Dの差異はハンドルとモニターが異なるだけで、エルゴ本体(フライホイール)は同じものです。エルゴは消耗部品を交換したり普段から確りメンテしていれば長持ちしますので、Model-Cを確りメンテすればModel-Dを高い金を払って購入する必要はないと思います。おやじ本人もハンドルを交換し、シートのコロを調整しながら使っています。
http://www.kure.com/line_up/556/
CRC556を使えば、確かにグリップはスルスルと入ると思いますが、暫くはグリップ無いに残ってグリップ内で潤滑材の効果を発揮して、グリップがズルズル滑ってしまう様な気がしますが大丈夫なんでしょうか?
他のやり方としては、ゴルフクラブのグリップ取り付けの要領でグリップ内にガソリンや溶剤(シンナー)などを入れてから取り付ければスルリと入る様な気がします。何れにせよ、中身のハンドルシャフトやグリップエンドが傷む可能性があるのであまりお奨めできません。
設備があればエアーコンプレッサーを使う、無ければ上記のお湯で温めて入れるのが良いと思います。
いやはや少々耳が痛いですね。確かに現役部員数、OB共に多く、使う艇の必要数も多いので年間に使う金の絶対額が大きい方だと思います。レース艇も黄色い一番高いモノを購入しています。一方でレース艇を冬場の練習艇として使うのはコストパフォーマンス上、無駄使いであるという事は伝えてあり、冬場の練習用兼新人トレーニング用の練習艇も購入して使い分けしている様です。でも地方の方から見れば、それも贅沢だ!と言われるかも知れませんね。
http://d.hatena.ne.jp/oyajisculler/20060125
極端な考え方かも知れませんが、地方の水域で普段練習し、インカレや全日本等の大きな大会の時だけ戸田に遠征するというクラブについては、戸田の大きなクラブにコネを作っておいて、レース期間中だけ有償でレース艇を借りるというのも一つの手段かも知れません。今年のインカレ4+で優勝したクルーはおやじの母校からの借艇だった様です。