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昨年辺りから豪州のMagik Rowing社の新型Oarlock:MK1(1個3600円)をチラホラ見かける様になった。日本ではJ2 Rowing Centerが販売代理店になっている。その効果は、内臓されたTension Arm(輪ゴムでオールを押さえている)により、Oarlock内の遊びを無くし、静止スタート時に1本目の蹴り出し瞬間から漕手の力をオールに100%伝えようというものだ。確かに優れもので、オールを片手で操作するスカルについてその効果が高いと推察される。(Sweepオールについては、両手で1本のオールを持つので、Oarlock内の遊びはある程度補正可能か?)おやじも社会人選手権1Xレース出漕に向けて、MK1を試してみようかと考えていた。
そんな時、NTTのY崎さんのサイト:Rowing Reports by yoschiのブログ(5月5日)にC2 Oarlockの遊びを調整する情報が掲載されていた。これは正に渡りに船だ。これによれば、C2 Oarlock(1個1600円)のゲートピンの根元にあるナットは、オールのスリーブ太さに合わせてOarlock内の遊びを調整するためのもの。このナットを締めて行き、Oarlock内でのオールの遊びを減らす。但し、あまり締め過ぎるとフェザーターンに支障が出るので、適度な遊びは必要である。静止スタート時だけの問題だけだと思うが、1000mレース等、スプリントレースでは勝敗に影響する問題でもある。
本件、C2 Oarlockを見れば直ぐに分かる話だが、おやじはこれまでこれを調整したことが無かった。(Oarlockに関しては結構大雑把だった)次回の乗艇前に、このナットを調整してその効果を確認してみようと思う。うまくゆけば、高価なMK1(1Xで7200円)を購入せずとも、略同じ効果が得られるかも知れない。