ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

おやじスカラー戸田便り

<< 2006/05 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
  
 | 

2006-05-06 Oarlock(クラッチ)の遊びと対策

oyajisculler2006-05-06

昨年辺りから豪州のMagik Rowing社の新型Oarlock:MK1(1個3600円)をチラホラ見かける様になった。日本ではJ2 Rowing Centerが販売代理店になっている。その効果は、内臓されたTension Arm(輪ゴムでオールを押さえている)により、Oarlock内の遊びを無くし、静止スタート時に1本目の蹴り出し瞬間から漕手の力をオールに100%伝えようというものだ。確かに優れもので、オールを片手で操作するスカルについてその効果が高いと推察される。(Sweepオールについては、両手で1本のオールを持つので、Oarlock内の遊びはある程度補正可能か?)おやじも社会人選手権1Xレース出漕に向けて、MK1を試してみようかと考えていた。

C2 Oarlockも遊びを調整できる:

そんな時、NTTのY崎さんのサイト:Rowing Reports by yoschiのブログ(5月5日)にC2 Oarlockの遊びを調整する情報が掲載されていた。これは正に渡りに船だ。これによれば、C2 Oarlock(1個1600円)のゲートピンの根元にあるナットは、オールのスリーブ太さに合わせてOarlock内の遊びを調整するためのもの。このナットを締めて行き、Oarlock内でのオールの遊びを減らす。但し、あまり締め過ぎるとフェザーターンに支障が出るので、適度な遊びは必要である。静止スタート時だけの問題だけだと思うが、1000mレース等、スプリントレースでは勝敗に影響する問題でもある。

高いMK1を購入せずとも、C2 Oarlockを調整すればOKか?:

本件、C2 Oarlockを見れば直ぐに分かる話だが、おやじはこれまでこれを調整したことが無かった。(Oarlockに関しては結構大雑把だった)次回の乗艇前に、このナットを調整してその効果を確認してみようと思う。うまくゆけば、高価なMK1(1Xで7200円)を購入せずとも、略同じ効果が得られるかも知れない。

 | 
プロフィール

oyajisculler

oyajisculler はてなダイアリープラス利用中

14年間のコーチ経験を経て、漕手に復帰した「おやじスカラー」

<お願い> このWebLogには、漕法及び漕艇用具の考察をする上で、理解しやすい様に写真等を掲載しています。この中にはFISAのHP等からダウンロードしたFISA関係者の個人が著作権を有するものがありますので、他に転用したりしない様にお願いします。
Google