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おやじスカラー戸田便り

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2004-10-21 リギングその9(リギングに必要な道具)

oyajisculler2004-10-21

リギングに必要な道具について述べる。右上の図はリギングに必要な道具を並べたもの。以下、エイトのリギング調整を念頭に置き、必要な道具について述べる。尚、LBRCでは費用削減のため、工具は殆ど100円ショップで購入した廉価品であるが、特に問題なく使っている。最近の100円工具は品質が良くなっている模様。

スパナ類:

  1. リガー取り付けボルト・ナット用スパナ:国産艇や欧州艇は10mm。米国や豪州艇は11mmのナットで固定されている。エイトのリガー取り付け作業時は大人数で作業できる様に4本位は持っておきたい。尚、スパナで思い切り締め付けるとボルトが捻じ切れることがあるので締め付け過ぎに注意すること。出来れば、ボルトドライバーを使った方が良い。(ボルトドライバーはドライバータイプのスパナ)
  2. クラッチ軸固定ナット用、その他の大きめのスパナ:13mm, 17mm, 19mmのスパナを各々2本ずつは持っておきたい。
  3. モンキースパナ:大人数でリギング調整をやりだすとスパナを探し回ることがあるので、どのサイズにも対応できるモンキーを1本は持っておきたい。

プライヤー:

ストレッチャーの蝶ネジの固定等でプライヤーを使う。2本は持っておきたい。

ドライバー:

プラス(+)とマイナス(−)を各1本準備する。出来れば2本ずつ欲しい。

その他の工具:

  1. はさみ
  2. カッター
  3. ゴムハンマー(レール位置の微調整や、バックステー変形の矯正、スカルグリップの挿入等に使う)

計測用具:

  1. メジャー:3.5m(万能用)及び5.5m(オール長計測用)物を最低各1個
  2. ハイト計:従来から使われているL型ハイト計(自作する)若しくはパラレルスティック
  3. 角度計:出来ればボート専用の角度計が欲しい。右上の写真に2タイプ載せている。三角形型がエンパッハ製。四角形で白いものがマーティノィー製。エンパッハ製は使いやすいが、クラッチ軸の計測を目的として造られたものであり、オールのブレードピッチ計測には使えない。1個で全て対応できるという意味ではマーティノィー製の角度計が便利。何れも無ければ、DIYショップで売っている市販のアングルメーターで良い。
  4. 角材:ブレードピッチを計測する際に、ブレードを載せる台として最低1本必要。

消耗品その他:

  1. ConceptIIクラッチのブッシュセット:スカル用とスィープ用がある。通常は13mm径の青いブッシュを使うが、米国や豪州艇はインチサイズの黒や白のブッシュを使っている。
  2. ビニールテープ及びガムテープ

出来れば欲しいもの:

  1. 金ノコ:バックステー交換時に長さを調整するときにアルミパイプを切断するのに使う。
  2. 電動ドリルドライバー:リガーやストレッチャーを加工するのに1個あると便利。
  3. リガー取り付けボルト・ナット類のスペア

こんなものかな?後はやりながら、必要なものは買い揃えるか若しくは艇庫の管理者から借用するなど。。。

以上

YNYN 2004/10/21 22:52 本日はローイングセンターにて幅広設定が可能なストレッチャー回り(ストレッチャーボードとシューズ(アディダス))を購入し早速使用してみた。アディダスはさすがにせまく最初の2−3回なれるまではきついが慣れたら問題ない。従来のサイクスストレッチャーはつま先の幅センターで12cm、踵幅8cmだったので格段に漕ぎやすかった。おやじはきっと自作すると思うが?中高年の腹の出たスカラーには良いと思われます。

おやじ本人おやじ本人 2004/10/21 23:48 コメント有難う。YNさんもボート整備・リギング調整、確りやってますね。10月16日のログに記載した通り、おやじも先週末に自艇の靴を取り替えました。おやじの新しい靴は個人輸入した伊マーティノィー製です。これは靴の幅が広く靴底もソフトで履き心地が良い。(足の広いおやじはアディダスは狭くてダメです)J2オリジナルのストレッチャーボードに換えて靴の取り付け間隔を大きめにしたとのこと、気持ち良く漕げそうですね。船体の幅が広めの1X艇なら靴間隔を大きくしても問題なさそうですが、船体が細いおやじの自艇の場合は、YNさんと同じストレッチャーを付けると踵の外側が船体内側に当たりそうな気がします。YNさんの自艇は幅が広めなのでOKなのでしょう。その内、ログのネタが切れたら、パーツの個人輸入について掲載してみようと思っています。

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プロフィール

oyajisculler

oyajisculler はてなダイアリープラス利用中

14年間のコーチ経験を経て、漕手に復帰した「おやじスカラー」

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