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今日は今週2回目の平日夜間乗艇。
会社を定時で即揚がり、戸田へ。戸田公園駅からコースへ向かう途中、菖蒲川(ミネルバ前の川)の水位が異様に上がっていた。菖蒲川は下流の水門で荒川と繋がっており、その水位は荒川と同じ。即ち、今日の夕刻は荒川の水位が異様に上がっていたという事。丁度、大潮満潮時刻という事だろうが、大雨で増水した訳でもないのに、これほど水位が上がるのは珍しい。そう言えば、今日は厳島神社が高潮で神社の建物がかなり水没したという話し。日本全国的に水位が上がっているという事の様だ。
さて、1X出艇。新人戦前で今日もコースが混雑していると予想していたが、予想が外れて今日は空いていた。何故だろう?そういえば今日は実業団チームの艇が全く出艇していなかった。そう言えば、今週末から山口国体が始まる。国体に出場する選手は、皆、山口に遠征したため、戸田コースで夜間乗艇するクルーが減った模様。夜間乗艇する際の知見の一つとして覚えておこう。
今日も競艇場ゲートは閉じていて1500mコース。コースは空いていたが、予定通り、漕技改善にフォーカスしたLSD漕を行った。
1周目はいつもの通り、ノーフェザーフィニッシュワークとパドルアップ。水面が穏やかならノーフェザー漕ぎのドリルは、概ね支障無く漕げる様になってきた。パドルアップでは、いつもの通り、静止スタート5本+ハイピッチ10本を実施。SR40近くまでレートを上げる。これまではパワーを出し切る事を重視し、フォワード時の上体脱力やブレードと水面のクリアランスは無視していた。しかし、今日はハイピッチでも上体脱力、FWD中のブレードと水面のクリアランスを保つ様に漕いだところ、力まずに良い艇速が出た。今後はハイピッチでも上体リラックスとブレードクリアランスにフォーカスして行こうと思う。
2周目からは、漕技にフォーカスしたLSD漕。今日はSpeedCoachを持参したので、途中のデータを見ることができた。(SpeedCoach無しで、コースを何周も往復すると、何周漕いだか分からなくなる。そういう意味でSpeedCoachは便利だ)
今日も一昨日と同じ様に、フィニッシュ時のブレード離水をクリーンに行う事と、FWD中にバランスをキープし、ブレードで水面を擦らない事にフォーカスして漕いだ。
現在、Pin to Heelを大きめ(35cm)に設定しているため、フィニッシュ時にハンドルが胸に当たって少々窮屈だ。この為、ハンドルタップダウンが思う様にクリーンにできず、これがブレード離水時にブレードで水面を擦る原因になっている。
そこで今日は、ブレード離水時に少しブレードスリップ量を大きくし、Wash up気味にブレードを離水してみた。すると、僅かだが、ブレード離水がクリーンに出きる様になった気がした。こうすると、フィニッシュ以降のFWDでもブレードと水面のクリアランスを保ちやすい様に感じた。
レートはSr16前後で低め。FWDで余裕があるので、FWD中盤に、ハンドルを握る指を延ばして指先をリラックスしてフォワードしたところ、バランスコントロールしやすく感じた。暫く、この要領で練習を続けてみようと思う。(下の写真はSteve Reedgraveの教本より抜粋)
以上
小生はこれを含め、フォワードのリラックスを「ピアノ」と称して指導しています。
フォワードでグリップを持つ手の指を延ばすことは、Steven Redgraveの"The Complete Book of Rowing"に紹介されていたモノを試してみました。リラックスできることの他に、バランスコントロールしやすくなる効果がある様です。
Redgraveの本にも、これをPiano exerciseと書かれています。私も今後は、これをピアノエクササイズと呼ぶ事ににます。
ピアノを弾くように指を伸ばす。
また、音楽記号での p f ピアノ・フォルテのように
弱(静かに) 強(強く・荒々しく)の意味も、これはまさにワンストロークに繋がるのでは。