2012-09-25

台湾に来て10年近く経つ。

1/10世紀も台湾暮らしていると、それなりの変化を身をもって実感することになる。

2度の政権交代を目の当たりにしたし、

当初はクソ不便だった市内の移動がMRT網の開通や延伸、

バスの車内アナウンス位置情報電光掲示板の登場で便利になった。

 

以前は規制があって中国からの輸入品は限られていたが、

今は食品から服飾に雑貨まであらゆるものメードインチャイナ。

そのチャイナから個人観光客台湾にやってくるようになったのだから隔世の感だ。

 

身近なことで言えば、日本人男性価値が下がった(つまりモテなくなった)ような気がしている。

もちろんジャニーズ竹野内豊玉木宏は今でも台湾女性に人気がある。

だが、最近イケメンぞろいの台湾アイドルに押されているような気がする。

 

日本アイドルはおチビばっか、台湾アイドルほとんど180cm、だからカッコいい」

日本男性タレントルックスよりも笑いで人気を取っている」

といった厳しい意見も聞かれる。

 

それに日本経済的に失速して、羽振りのいい日本人が減ったことも大きいと思う。

以前は日本人というだけで、「お金持ち」「玉の輿」「勤勉」といったイメージ勝手に抱いてくれたが、

台湾でも日本情報があふれ、日本旅行に行って日本の衰退ぶりを目の当たりにし、

台湾留学したり仕事する日本人とも接する機会も増えて、

日本人にも勤勉でないのや貧乏な人が少なくないことも認識した結果、

日本人男性もたいしたことない」と思うようになったのかもしれない。

 

台湾自身も経済成長インフラ整備などで自信をつけ、

もともと高学歴高身長お金持ちの多い土地柄というのもあいまって、

相対的に日本人男性価値が下落したのではないだろうか。

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