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NTT「177」10時間以上更新されず
電話で天気予報を聞くことができる「NTT」の「177天気予報サービス」で23日、10時間以上にわたって情報が更新されないトラブルがあった。原因は、気象庁が誤ってデータのテスト配信を行ったためだという。
このトラブルは、NTTが行っている「177天気予報サービス」で23日午前11時ごろから天気予報や注意報などの情報が更新されなくなったもの。午後9時半ごろまでには復旧したが、この間、気象庁などには約60件の問い合わせがあった。
気象庁によると、トラブルの原因は、23日に気象庁が行った気象データのテスト配信。気象庁は23日、島根県庁の防災情報システムを改修したことに伴うテストを行っていたが、この際、誤って全国の機関に気象データを配信した。データの中身は今月18日に実際に島根県内に発表された強風注意報で、古いデータが新しく送られてきたため、NTTに気象情報を配信しているシステムに不具合が起きたとみられている。
気象庁は「今後、気象情報送信時の確認を徹底して、再発防止に努めたい」と話している。
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