昨年、江ノ島と鎌倉の舞台探訪をしたので、TARI TARIが始まった時はまた今年も行くのはなあなんて思ったものの、作品を見続けて行くうちに、TARI TARI良いなあ、江ノ島に行きたくなって来たなあなんて思う様になって来ていました。
最終回(9/23)を目前に控え、その前に行っておこうと9月22日の秋分の日にお出かけです。新宿からだと湘南新宿ラインが950円の上に、別途藤沢から江ノ島まで小田急で150円。合計で1,100円かかります。それに比べて小田急の片瀬江ノ島行きロマンスカーは乗り換え無しの1本で行ける上にシートも良くて乗車券(610円)+特急券(600円)の合計1,210円。差額がジュース1本分。迷わずロマンスカーにしました。
新宿から凡そ一時間で片瀬江ノ島着。先ずは藤沢市観光センター案内所に行ってみます。TARI TARIのスタンプラリーは先月で終わって今はつり球のスタンプラリーをやっているので、ガラス面もつり球のキャラが貼られていました。
そこから江ノ島に渡る弁天橋へ。
「来ちゃった」


第6話で和奏が学校を休んだのを気にして来夏が来たのがここですが、あの時も書いた様にここから和奏の家はまだまだずっと先で、江ノ島を一山越えないといけません。
9時半前にはもう江ノ島に到着してしまって、この時間だと未だ開いているお店も少ないから先ずはヨットハーバー側のかながわ女性センターに行く事にします。江ノ島には何回か行ったけど、こっち方面は初めてでした。TARI TARIが無かったらこの先もずっと行かなかったかもしれませんw
かながわ女性センターは第7話で来夏・紗羽・和奏がミュージカルを聴きに行ったホールがある建物です。500名収容のホール以外に会議室や体育室があります。構えはでかいですね。


そこから三人は江ノ島の入口の方へ戻ります。その道すがら。


さて、江ノ島の入口の鳥居とその隣のお店の場面は嘗てうたかたでも登場した江ノ島でも絵として取り上げられやすい場所です。そして最近では我が時々侵略部の侵略!?イカ娘(イカ娘二期)の第6話でイカ娘達が江ノ島に行った時にも登場。


鳥居をくぐった先の郵便局を見下ろす場所は和奏が毎朝自転車で通学する所です。


さて、老体にはここで体力を使うのはきついので、エスカー350円に乗る事にします。すると何と言う事でしょう!予想もしなかったエスカーとTARI TARIのコラボが!w

江ノ島の頂上になるサムエル・コッキング苑を超えて、しばらく行くと第1話で来夏と紗羽が入った喫茶店(内部のみ)のモデルとなった江のまるがあるのですが、10時頃だとまだ開店前でした。後で帰り道でもやはり11時前は開店前でした。
さらに進んで奥津宮を超えると和奏の家のモデルとなったあぶやらがあります。(この場面は第5話)


来夏、ここまで来て初めて「来ちゃった」が正しいです。
来夏が「来ちゃった」時には和奏はこのさらに先の弁天丸の船着き場のある海食台のに行っています。そこまで行くには、頂上から比べたらかなり下ったとは言えまだまだ標高のあるあぶらやから海抜0m付近まで階段を下りる事になります。と言う事は、帰りはこの階段を上るのです。これが年寄りにはきつい。
何はともあれ、海食台を見下ろす来夏。


和奏が海に飛び込むんじゃないかと岩場を走りますが、素人が岩場を走っちゃいけません。
ましてやタイドプールを飛び越すなどもっての他です。


まあ和奏が飛び込むんじゃないかと思ったので、焦る気持ちは分かりますが。
尻餅程度で済んでいますが、こう言うタイドプールは大抵は恐ろしく深いので本当はこんなもので済みません。実際にあの辺りにあったのはほとんどが深いタイドプールでした。因みにタイドプールには汀線付近にはツルツルした触感のアナアオサが、タイドプールの中には棒状のアオノリが生えていました。一番海藻が寂しい状態になる秋なのでこんな程度しかありませんが。

さて、ここから江ノ電の江ノ島駅の方に戻ります。即ち和奏が毎朝通学する為に通っている道の筈です。あぶらやからまた山登りをしてサムエル・コッキング苑を越え、今度は下りになります。和奏がこの道を通っているだろうと言うのは、最終回でも和奏が歩いている場面があった中津宮付近のこの道が映るからです。


今度は下りだからいいのですが、上りの時はエスカーを使った程の階段道で、上りは大変です。ここを下っている時に自転車を担いだ人達とすれ違いました。ふっと耳に入った会話が「この道を上るしかないのかな」「あの子は下の店に自転車を預かって貰っているんじゃないのか」「郵便局の前を自転車で下る場面があるだろ」と言うものです。
どう聞いても和奏の事ですw
私も放送が始まった時に和奏は一体あそこからどうやって自転車通学してるんだと書いたのですが、実際にやろうとしたら無理がありすぎます。現実的にはエスカー乗り場付近のどこかのお店で置いて貰っているのでしょう。ただ、このすれ違った時は思わず「鍵盤楽器をやっている女子高生は怪力だから」と言いたくなりましたが、もうとっくにすれ違った後w
江ノ島駅付近は西之端商店街の設定です。
第10話、アーケード付近に登場したレッド。


他の4人は湘南モノレールの湘南江の島駅から覗いています。ここは本当に覗ける位にすぐ近く。


そこをさらに湘南江の島駅をくぐって北に行った三角路が大分慣れて来た時の第10話の舞台。


ここは商店街と言う訳ではないんですけどね。商店街は先のアーケードの場所。でも休日のせいかシャッターを下ろしている所が多かったですね。これはやっぱりショーテンジャーで活気を付けなくちゃダメなのか。
以下、鎌倉編へ続きます。