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「慰安婦」は言葉の有無にかかわらず史実 外交部 外交部の劉建超報道官は14日の会見で、記者の質問に答えた。
――日本の中山文部科学相は11日、「『慰安婦』という言葉は戦争中はなかった。なかった言葉が教科書にあったのは問題」と述べた。14日にはまた「決して歴史事実を否定したのではない。歴史事実はあった。ただ、その言葉は当時なかったということを言いたかっただけだ」と弁解した。中国側はこれをどう論評するか。 今の質問にあった彼自身の弁解については、まだ聞いていない。だが真意はやはり歴史事実の否認にあったと私は感じる。「慰安婦」という言葉は、字面からみて中国人の作ったものではない。当時この言葉があったかどうかに関わらず、これは歴史事実だ。「慰安婦」の強制徴用は、日本軍国主義の第2次世界大戦時における重大な犯罪だ。これは誰もが知っている歴史事実であり、被害国の人民の感情を著しく傷つけるものだ。日本の教育の責任を担う閣僚がこの歴史事実を公然と否認していることに、われわれは強烈な非難を表明する。(編集NA) 「人民網日本語版」2005年6月15日 |
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