トップページ社会ニュース一覧医療機関のホームページにガイドライン
ニュース詳細

医療機関のホームページにガイドライン
9月30日 4時41分

美容クリニックなどのホームページに「日本一」と表示したり、実体のない団体の認定医を標榜したりするケースが報告されていることから、厚生労働省は、医療機関のホームページに関するガイドラインをまとめ、患者に誤解を与えるような表現を控えるよう求めていくことになりました。

美容や歯科などの自由診療を巡っては、患者がホームページの情報を信じて受診しトラブルになるケースが報告されていることから、厚生労働省は医療機関のホームページに関するガイドラインをまとめました。
それによりますと、「日本一」や「NO.1」などと、ほかの医療機関に比べて施設の規模や医療の内容が優れていると強調する表現は患者に誤解を与えるおそれがあり、控えるべきだとしています。
また、活動実体のない団体が発行した「認定医」や「認定施設」を記載するなどして、特定の医療分野について専門性があるように標榜することも慎むべきだとしています。
このほか、医療機関にとって都合の良い患者の体験談や治療費の割引なども掲載を控えるよう求めていて、厚生労働省は、不適切な掲載を続ける医療機関には、自治体を通じて指導することにしています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ