2012年09月30日

ひき逃げの疑い 逮捕の2人釈放

今朝(9月29日)の朝日新聞埼玉版に掲載された小さな記事

ひき逃げの疑い 逮捕の2人釈放
所沢の事件、処分保留

所沢市の県道で8日未明、銀行員の男性(当時25)がはねられた後、約2.5キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、さいたま地検は28日、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された、いずれも運転手の東京都立川市の男(35)と同東久留米市の男(57)の2人を処分保留で釈放し、発表した。地検は「引き続き捜査を進める」としている。
<終了>

処分保留
http://kotobank.jp/word/%E5%87%A6%E5%88%86%E4%BF%9D%E7%95%99

逮捕したのは警察であるが、ひき逃げの証拠が不十分であったということか。容疑者はひき逃げを認めたのか、認めなかったのか。

埼玉県警による「でっち上げ冤罪事件」の匂いがぷんぷんする。

考えてみて欲しい。この二人は逮捕されたのである。手錠をかけられ、腰ひもを回され、実況検分に臨まされたのである。まさに、「市中引き回し」である。

悔しかったであろう。悲しかったであろう。

「起訴される可能性は残されている。だが、実務上、処分保留で釈放後に起訴されるケースはあまりない。」と上記コトバンクは記している。

この二人は今後、誤認逮捕であるなら、どのような法廷活動を行っていくのか。おそらく、そんなことはしないと私は考える。なぜならば、誰も名誉の回復に対し力になってくれないからだ。

新聞各紙は、警察や検察の発表をそのまま文章にする。記者会見ではないから質問もできない。

恐ろしい時代になったものである。
posted by S・C・ NAKAMURA at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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