2010年06月24日

ミンサガ語り

ロマンシングサガ・ミンストレルソングというゲームにハマっています。
ちょっともうたまらんので存分に語らせてくれ。
現実とはあんまり関係ないけどさ。

minsaga_01.jpg


元々3年ほど前に、ジャケ買いしたこの作品。
ジャケットかっこいいやん。
ロマサガシリーズはなんとなく知ってる程度で、
でも難しいのでクリアしたことはなかった。
そんな中、ロマサガってことと、ジャケットがカッコイイって理由だけで買ってみたゲーム。





プレイしてみたらまずオープニングが山崎まさよし。
オラおどれえたよ。
そんで、なんかすごい良さげな雰囲気をかもし出しまくってる。
一瞬で好きになってしまった。


minsaga_03.jpgそんで、次にキャラクター選択画面。
粒ぞろいのブサイク達。
こんなかで選ぶんだったらコイツしか居ないだろ、って感じで
ジャミルを選択。
名前は「かしわぎぶちょう」にした。
(柏木部長は、昔好きだった勤め先の会社の人。)




ネットでスーパープレイ系の動画とかを見るのが好きで、
ミンサガに関してもにわか知識はあったので
「乱れ雪月花出したい(*´∀`)」
「サルーインかっこいい!(*´∀`)」
「殺してでも奪い取りたい(*´∀`)」

とロマンシングを求めてワクワクしながらゲーム開始。


開始直後、何をしたらいいのかさっぱり分からない。
柏木部長(ジャミル)がなんか相棒と泥棒している。
んで、なんか町に放り出された。
RPGだから武器防具を買おうかなと思ってもお金がぜんぜん無い。
ウロウロしていたら町の下水道的な所に迷い込んだ。
敵が出てきた。
いきなり全滅した。
意味が分からない。

再度開始して、町の中をウロウロしていたら
今度は乞食のガキに金を取られた。
さらにはカツアゲに喧嘩を売られた。
それはかろうじて勝利したものの、敵に買ったのに、お金がほとんどもらえない。

はっきり言って、リアルの人生よりも厳しいゲームなのだ。
だってさ、リアルで日雇いのバイトとかしたら数千円ぐらいはどうにか手に入るでしょ。
これ、モンスター倒しても、10円とかだもん。
体力減って、武器も壊れても、宿に泊まるお金も貯まらないんだよ。

しかも、これからどうしたらいいのか誰も教えてくれない。
決まったストーリーが無いのだ。

そうだ、町の人にいっぱい話しかけよう、と思い立ち、
寄ってくる乞食やヤンキーにボコられながらそれでも涙目で町を放浪していたら、
なんかチンコが光っている子供が上から目線でこういう風なことを言った。

minsaga_02.jpg「人から頼みごとをされて、それを解決するとストーリーが進むよ。
 でも弱い人は頼りないって思われるから、まずは強くならないとね(ワラ」


無茶苦茶言いやがる。
もう戦う体力も残ってないのに。

それでも、それを聞き、とにかく敵と戦って強くならないといけない事が分かった。


それから、がむしゃらに戦ったさ。
何度全滅したか分からない。
それでもとにかく戦ったさ。

途中、イベントらしきものがあったような気はする。
でも、そもそもストーリーが分からないので本当にこれでいいのか分からない。
とにかく、チンコが光ってるガキの言う通り、いっしょうけんめい戦った。
ある時はジャングルで、ある時は地獄のような迷路みたいなダンジョンで、
何度も何度も詰みかけながら、それでも戦った。

ある時気がついた。
敵が異常に強くなっている。

自分も強くなってはいるが、敵も尋常じゃないぐらい強くなっている。

なんて酷いゲームだ!
頑張って強くなっても、その分敵も強くなるなんて、イジメとしか思えない。

これって無限ループじゃね?どこまで行けばいいの?と思いながらも、
それでも光るチンコ少年の言葉だけを信じて、戦い続けた。

そんなとある日、柏木部長(ジャミル)が戦闘中にこう言った。


「いい加減サルーインをしめねえと、敵がどんどん強くなるぜ」



あれ?


サルーインって、ラスボスだよね?(ネットで得た知識)


唐突になんでそんな話になるの?
今まで「サルーイン」って話題のイベントなんか出たこともないのに。

要するに、戦いすぎて、もう最終段階まで来てしまったのだ。
ロクなイベントを経験することもなく。

そもそも、雑魚戦がすでに大変なことになっている。
さながら第二次世界大戦みたいな。
連携やら陣やらが発動しまくり、ド派手なエフェクトでテレビが壊れんばかりの勢い。

どこに行っても、死闘。
どこへ行けばいいのかもわからず、それでもあっちこっちウロついて、
どこへ行っても雑魚と大戦争。

「いい加減サルーインをしめねえと、敵がどんどん強くなるぜ」
「いい加減サルーインをしめねえと、敵がどんどん強くなるぜ」


柏木部長(ジャミル)はそう言い続ける。うざい。


私は投げ出した。

憧れの乱れ雪月花とも、サルーインとも出会うことなく。

それが3年前の、ミンサガとのファーストコンタクトだった。つづく。



posted by EMI at 16:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
続編よろしく!
Posted by at 2010年06月24日 20:29
覚えてるか分かんないけど、イカすです。
またあの頃みたいに、えみの配信聴いてレスしたいよ。、
Posted by イカす at 2010年06月24日 23:56
覚えてるからー!>イカす
ねとらじやりたいのう。
Posted by えみ at 2010年06月25日 00:10
すまん、腹抱えてワロタw
ロマンシングだらけの続きを期待します。
つかあまりの素敵な展開を自分でも思い出して、
またあの地獄の拷問プレイの日々をもう一度やってみようと思った。
Posted by black___a at 2010年06月25日 00:28
語り面白い、もっと読みたい。
Posted by たまねぎ at 2010年06月28日 02:27
ゲームのプレイスタイルも無頼派だなあww
Posted by Yone at 2010年06月30日 23:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/39139568

この記事へのトラックバック