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2012年9月28日(金) 19:14 |
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岡山・香川で中国訪問の延期相次ぐ
尖閣諸島問題に端を発する日中関係の冷え込みは、岡山県・香川県と中国との交流にも暗い影を落としています。 民間レベルで交流を進めてきた関係者からも、事態の好転を願う声があがっています。
尖閣を巡る日中両国の緊張が続く中、岡山県は、来月予定していた中国・江西省への友好訪問団の派遣延期を決めました。 江西省側から、「今の段階での訪問は延期すべき」との意見が寄せられたためです。 民間での日中友好を進めてきた岡山市のNPO団体の事務局長は、滞りつつある交流の現状を危惧します。 岡山県に住む約1万人の中国人の生活などをサポートする団体の会長も、問題の早期解決を望んでいます。 一方、香川県でも来月下旬に予定していた中国・陜西省への「香川友好の翼」の県民ツアーが参加者が集まらないとして中止になりました。 浜田知事ら代表団の訪中については今月24日、陜西省から事業の実施は難しいとの連絡がありましたが、28日、陜西省から「知事が訪問するならば最大の努力をし、その手配をする」と正式な回答が寄せられたということです。 現在、代表団が訪中するかどうか香川県では対応を検討してます。
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