松山市議会は28日の本会議で、11月4~14日に市議8人がニュージーランドとオーストラリアを訪れる海外行政視察を賛成多数で承認した。5月の市議会特別委員会では、来任期から視察先を姉妹都市(米国・サクラメント市とドイツ・フライブルク市)と近隣地域に限定すると決めており、改正前の「駆け込み」とも受け取られそうだ。
視察は、諸外国の都市との友好親善、相互理解や政治経済、文化の調査が目的。2011年度はサクラメント市とロサンゼルス、10年度はトルコ・イスタンブールとポーランドのアウシュビッツ強制収容所などを訪れている。
今回は、松山維新の会の7人と無会派の1人を派遣。議会事務局によると費用は議員1人当たり71万円を見込んでいる。