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【MBS】山中 真アナウンサー
山中 真アナウンサーのブログ
勘違いなきように
更新:
2009年9月16日
これまで何度かニュースで見たことはありましたが、
自分は全く関係ないどころか興味もそれほどなかったわけで。
それが今回始めて密着取材ということで興味津々で現場に行ってきました♪
初当選議員の国会議事堂への初登院!
今回の総選挙で大阪3区から初当選した
民主党の中島正純議員に密着して
当選後初上京から初登院という2日に密着。
気分は
「お兄ちゃんの大学入学式についてきた弟」
みたいな。
自分は全然関係ないのに
ちょっと自分のことのようにドキドキしたりもして。
中島議員は僕以上にドキドキしてるわけで
「まずは道がわからん」
「昼ごはん食べたいけど議員会館周辺で食べるとこあるんかな?」
「最初の会合やる場所はどこだろ?」
と右も左もわからず戸惑うことばかり。
それでも夢だった国会議員へのスタートということで
議員会館の自分の部屋で始めて自分の椅子に座った時、
初の両院議員総会で他の400人を超す民主党議員と席を並べた時、
何より初登院で国会議事堂を見上げた時、
そして議員バッジをつけて見せてくれた時、などなど
それはそれは嬉しそうな満面の笑みで充実したいい表情を見せて下さいました。
それにしても。
政治家はよく偉そう、とか当選して人が変わる、とか言われますが、
今回密着して一番思ったのは「そりゃ変わる人もいるだろな」。
議員会館では議員かそれ以外かで乗り付けるタクシーを
停められる場所さえ違いますし(議員だけが目の前に停められる)、
早速「先生」と呼ばれまくって相手は腰を低く丁寧な対応をしますし
(我々マスコミには横柄な守衛さんが中島さんにはめちゃ丁寧)、
宿泊したホテルでは中島さんサイドが何も言っていないにも関わらず
「中島先生、この度はご当選おめでとうございます」
とフロントで3人くらいに深々とお辞儀されていましたし。
そりゃ周りの対応は1日でがらっと変わりますよね。
さらに我々マスコミにももちろん責任がありまして、
すごい数の報道陣が囲んでフラッシュ浴びせて一挙手一投足に注目して。
もちろん中島さんがどうということではないですが、
中には勘違いしてしまう「先生」もいるんだろうな、と。
ふと振り返って、自分は入社した時と変わっていないか、勘違いしていないか・・・。
今日も怖いプロデューサーに怒られまして
勘違いできるくらいになる日はまだまだ遠いようです(笑)。
そりゃこの報道陣に囲まれたら・・・
笑うしかない豪華さ
更新:
2009年9月15日
昨日のちちんぷいぷいでご紹介しましたが、
今注目の鳩山会館を見てきました♪
そう、今は記念館として一般公開されていますが、
元々はもうすぐ総理になる鳩山由紀夫民主党代表が
小学校に上がるくらいから大学卒業してアメリカ留学をするまでの
20年近く実際に住んでいた邸宅です。
東京のほぼど真ん中、文京区音羽という
ブランドにもなっているほどの高級住宅街。
今ではマンションが林立する中に
突然静かな石柱の門が現れ、その道沿いの門をくぐってから
敷地内の坂を5分ほど登っていってやっと見えてくるのが
堂々たる迫力と気品を備える築80年を越す大正時代の洋館。
門から玄関までの遠い道のり
敷地面積2100坪という広さにもびっくりですし、
建物の延べ床面積250坪も広い!でかい!
今の言い方ですと11LLDK(リビングは2つ)、
さらに納戸やら前室やらサンルームまであります。
鳩山由紀夫・邦夫兄弟が実際に使っていたという部屋の窓から見下ろせるのが
これまた広く綺麗に整えられた芝生と池を緑の木々が囲む庭園。
「庭」じゃなくて「庭園」です。
もうここまでいくと嫉妬や負け惜しみを言う気にもならず
なんだか笑えてくるくらいお金持ちです。
東京のど真ん中でありながらビルやマンションなど他の建物が見えず
綺麗な庭園だけを眺めながら育った鳩山由紀夫さん。
明らかに我々庶民とは違った目線で生きてきているような。
まさに華麗なる一族
鳩山さんが今住んでいる田園調布の自宅も見てきましたが、
こちらも高級住宅街・田園調布の中でも一等地という立地。
周りには鳩山邸以上の豪邸が建っていたのもびっくりですし、
車好きの僕はそれぞれのガレージに目がいきます。
ある家のガレージのシャッターが空いていて見えたのは
メルセデスベンツS550(約1400万〜)
レンジローバーヴォーグ(約1300万〜)
ベントレーコンチネンタル(約2150万〜)
という、1台でもとてもとても買えない憧れの車が3台も!!
いや、田園調布って、なかなかどうして。
所得報告などによると、鳩山由紀夫代表の資産は
あの麻生さんの3倍以上という16億以上!
さらにここに今の価格で50億以上というブリジストン株も持ってますし
(由紀夫さんのお母様はブリジストン創業者の長女)、
今はお母様名義という鳩山会館も価値は50〜60億とも言われています。
鳩山一郎時代に政治を動かしていた応接
福岡県飯塚市の麻生さんの自宅を見たときもあまりの広さに圧倒されましたが、
鳩山さんはどうやらそれ以上のおぼっちゃま。
民主党は庶民目線や我々の暮らし、などと言ってくれていますが
本当に我々と同じ目線で見ることができるのか?
育った環境って結構大きいと思うんですよね。
僕がこうやってお金や車にうるさいのはすべて親父の影響だし。
手腕とともに目線がずれないか、よく見ておきましょ♪
誤解を恐れず言うと
更新:
2009年9月14日
「これからの自民党はどうなるのか?」
「大変だろうし混乱必至だろうなぁ」
先日の総選挙での自民党の惨敗を見てこんな風に思ったのは
党本部で惨敗を目の当たりにした僕だけではないはず。
その大方の予想どおりの混乱・混迷が早速表に出てきました。
先週(9/8)開かれた自民党両院議員総会。
自民党所属の衆議院議員・参議院議員が基本的に全員参加する
党の最高意思決定機関を始めて見てきたんですが・・・、
いや、なかなかどうして。
失礼ながら、これがつい先日まで日本を動かしていた
与党の最高意思決定機関なのか、と。
なんか小学校の時の「学級会」を思い出してしまいました。
しかも強烈なリーダーシップを持つリーダー不在の今の自民党ですから
さながら「先生のいない学級会」という印象で。
「若さだけでは民主党に対抗できない。自民の重みを」
「ボスが集まっての談合はやめて。もう派閥の解消を」
「派閥の解消っていっているみんな派閥に入ってるしな」
「じたばたせずに。いたずらにルールを変えると世間の信用失う」
「解党的出直しと言っている時に、党則とかルールなんておかしい」
なんてまぁ、いろんな意見がだされ全くまとまらず。
「○○について意見がある方」と言われているのに
全然違う件への意見を言い出す人もいれば、
質問といいながら自分の意見をとうとうとしゃべり
執行部に「質問をして下さい」なんて注意される人も。
これまでの総会ではなかった異例とも言える
多数決をとるなんてことも各意見をまとめるために行い、
それでも根回しや多数派工作をしていないからあっさり否決、でまとまらず。
最後は議員から苦笑が起きるような苦肉の策とも言えるアイデアで落ちつくも
自民党の混乱っぷりがはっきりと出ていました。
自民党が入り込んだトンネルはなかなか暗く長いようで。
ただこの混迷?を隠さずマスコミにオープンにしているあたりは変化の兆しかもしれませんし、
現状を中途半端にごまかすことなく徹底的に議論している方が再生への近道なのかもしれないですね。
まぁ僕ごときに言われたくないと思いますが。
明日は一方の民主党の両院議員総会。
こちらも取材に行き是非比較してきてまたご報告します。
日本の未来のためには民主党新スタートにも自民党再生にも期待しています♪
自民党本部の匂い
更新:
2009年9月3日
「政治部」というあそび?で始まった肩書のおかげで
歴史的政権交代を自民党本部で目の当たりにすることができました。
党本部で取材にあたる記者達は東京のマスコミ政治部ばかりで
関西からの僕は思いっきりアウェー状態。
さらに党本部の沈んだ空気に包まれ記者たちも重苦しい雰囲気。
狭い開票センターはただでさえ天井が低く圧迫感があるのに
そこにマスコミがすし詰め状態で汗だく、息苦しいという状態での取材でした。
人が多すぎ麻生さんはなんとか見える程度
近くにいてもカメラの壁で幹部の顔ほとんど見えないし。
人多すぎて自由に動くことすらできないし。
当選確実の花が全然つけられないから選挙結果は全くわからんし。
党本部1階入り口で幹部の入り待ちをするも、
我々マスコミを避けるように裏(地下?)から入る細田幹事長。
1階入り口でも多くの記者が入り待ち
元々予定されていたマスコミ対応、インタビューを
突然キャンセルしてきた笹川総務会長や石原伸晃幹事長代理。
なかなか声が撮れない、取材ができないことで記者たちの雰囲気も
殺伐とした空気に変わっていきます。
「そっちの記者さんたち、(撮るのに邪魔になるから)しゃがんでくれない!」
「いや、こっちの仕事にならないから勘弁して!」
カメラマンと記者がぶつかっているのを横目に
「俺関係ね」という顔で僕はなるべく前へ出ようとします。
そんなすぐ前を麻生総理が通っていき
自民党を歴史的惨敗に追い込んだ総裁の最後の姿を
生で見られたことは「政治部」として財産になりそうです。
その後民主党の開票センターに急いで移動。
ホテルの宴会場のようなとっても広く空調の利いた部屋に入って
はじめて自民党本部が雨のせいか汗のせいか湿気まみれだったことに気づき、
勝者と敗者で空気はもちろん匂いまでこうも違うかと驚きました。
片付けの進む午前3時の自民党開票センター
民主党では笑顔や拍手だけでなく、
記者に向けてお茶やジュースが振舞われる余裕まであったし。
最後は深夜3時頃に寂しげに片付けが行われる自民党本部を見て
まさに今1つの時代の幕が下りようとしているんだろうな、なんて。
さぁ、総選挙まで中心で取材させてもらっちゃって、
いや、なかなかどうして。
あそび?で始まったはずの「政治部」も
なんだか本気っぽく、後戻りできない感じになってきています。
もちろんそれなりに楽しんではいるんですが。
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プロフィール
名 前:
山中 真
誕生日:
11月20日
星 座:
さそり座
血液型:
A型
入社年:
2001年
担当番組
ちちんぷいぷい