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中1男子 いじめ苦に自殺か9月28日 22時46分
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東京・品川区の区立中学校に通う1年生の男子生徒が、26日、自宅で首をつって自殺していたことが、警視庁などへの取材で分かりました。
男子生徒は「筆記用具が壊された」と教師に訴えていたほか、ほかの生徒から「消えろ」などと悪口を言われていたということで、中学では、いじめが自殺につながった可能性が高いとして調査を進める方針です。
警視庁などによりますと、26日の夕方、東京・品川区の区立中学校に通う12歳で1年生の男子生徒が自宅の自分の部屋で首をつっているのを、帰宅した母親が見つけました。
男子生徒は病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
部屋の机の上には「さよなら」と書かれたメモが置かれていたということで、警視庁は男子生徒が自殺したとみています。
学校側の説明によりますと、男子生徒は、ことし5月、2回にわたって「シャープペンシルを壊された」と担任の教師に相談していて、教師はクラスの生徒全員にやめるよう指導をしたということです。
男子生徒は、7月に行われたアンケートでも「シャープペンシルを壊された」と記していたということです。
今回の事態を受けて、中学が27日、すべての同級生に聞き取りをした結果、複数の生徒が「男子生徒は、ほかの生徒から『ばか』とか『消えろ』などと悪口を言われていた」と証言したということです。
このため中学では、いじめが男子生徒の自殺につながった可能性が高いとして、区の教育委員会と連携して調査を進める方針です。
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