中1自殺:いじめ苦? 校長「原因の可能性高い」 東京
毎日新聞 2012年09月28日 21時53分(最終更新 09月29日 00時18分)
だが、男子生徒の自殺を受け、学校が学年190人全員に実施したアンケートや面談、聞き取り調査では、複数の生徒から「ばか」「消えろ」などと悪口を言われていたという証言が寄せられた。
校長によると、男子生徒はフットサル部に所属し、パソコンが堪能。おとなしくて優しい性格だった。遺族とは28日の午前、午後に計2回面会して学校側の力不足を謝罪。遺族は「なぜこんなことになったのか教えてほしい」「調査を徹底してやってほしい」と訴えたという。
校長はシャーペンが壊された時点では「いじめという認識はなく、悪ふざけと思っていた」といい、「十分に配慮してこられなかった。反省している」と対応を謝罪した。【黒田阿紗子、大沢瑞季、斎藤有香】