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【大相撲】

日馬富士 初の横綱土俵入りを披露

2012年9月29日 紙面から

不知火型の奉納土俵入りを披露する横綱日馬富士。太刀持ちの安美錦(奥左)=東京・渋谷の明治神宮で

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 第70代横綱に昇進した日馬富士(28)=伊勢ケ浜=が28日、東京都渋谷区の明治神宮で初の横綱土俵入りを披露した。

 約3000人の観衆が見守る中で、時間にして1分53秒。白鵬が新横綱時に披露した1分31秒より、20秒以上も長く、ゆったり、そして堂々とした土俵入りに、歓声が湧き起こった。

 綱を新調した27日の練習では何度も間違えて心配されていたが、「家でゆっくり考えながら練習した。親方のビデオは20回以上見ました。親方みたいな美しい土俵入りを目指してやりました」。本番では無難にこなした。

 使用した化粧まわしは師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)のものだったが、今後は自動車メーカーのスズキから季節の違う富士山を3つ描いた化粧まわしが、化学メーカーのカネカからは歌舞伎の白酒売りを題材にして、悪人を退治する姿を描いているものが贈られる。また、太刀の柄の部分は孝明天皇の護衛を務めた御所の侍が使っていたものを使用。新横綱場所の九州に向けて着々と準備が進められている。 (岸本隆)

 

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