芭蕉 −広がる世界、深まる心−
2012年9月29日(土)〜11月11日(日) 名古屋市博物館
【社会】愛知の「情報屋」ら8人逮捕 戸籍を不正取得した疑い2012年9月27日 21時04分 行政書士らが住民票などを不正取得したとされる事件で、愛知県警は27日、偽造有印私文書行使などの疑いで、愛知県にある「情報屋」の共同経営者、新原聡(38)=愛知県長久手市市ケ洞=、久松淳二(37)=名古屋市名東区山の手=の両容疑者ら8人を逮捕した。情報屋は、携帯電話や職歴など一連の漏えい事件で登場した闇ビジネスの中核で、県警は実態解明を進める。 容疑では、新原容疑者らは元行政書士の大沼源容疑者(79)=東京都清瀬市上清戸=らと共謀。昨年8月の2回、行政書士らに限って認められた「職務上請求書」を偽造、虚偽の申請目的を記載し、愛知県の男性会社員=当時(39)=ら2人の戸籍謄本など2通を不正に入手したとされる。 大沼容疑者は「勝手に印刷した請求書を使って不正入手した」と認め、新原、久松両容疑者は「正当業務で取得したと思っていた。違法と思っていない」と否認している。 ほかに逮捕されたのは調査会社・ベルリサーチ代表、岡田信一容疑者(50)=前橋市上佐鳥町=、行政書士谷口信寿容疑者(41)=東京都中野区弥生町=ら。 新原容疑者らの情報屋は、各地の探偵業者から1件2万3千円で注文を受け、岡田容疑者を通じ、大沼容疑者が実質経営者の調査会社「エス・アール・シー」に情報取得を依頼。大沼容疑者は職務上請求書を偽造し、谷口容疑者名義で申請した。不正請求は6年以上前から続き、9千件以上に上るという。 県警によると、新原容疑者らの情報屋は「エージェーLP」(名古屋市中区)、「オールインパートナーズ」(愛知県あま市)など3つの社名を使い分け、浮気や身元調査のために個人情報を求める探偵業者と、独自の情報源を持つ業者との間を結ぶ仲介役だった。昨秋までの4年間で8億5千万円を売り上げていたとされる。県警は、個人情報ビジネスの解体には情報屋の摘発が不可欠と判断した。 (中日新聞) PR情報
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