2012年09月29日

京急脱線事故へのコメント


<引用開始>
安全判断、鉄道事業者任せ
脱線事故の復旧作業が終わり、現場付近を徐行運転で通過する京浜急行=27日午前9時ごろ、神奈川県横須賀市
 神奈川県横須賀市追浜町の京浜急行電鉄で崩れた土砂に特急電車が突っ込み脱線した事故で、大雨に伴う運転規制などを定める際の指標となる安全基準の判定が鉄道事業者任せになっていることが27日、国土交通省への取材で分かった。
<引用終了>

このような記事が書かれると思っていた。私は、この事故に関しては「後出しじゃんけん」姿勢である。訳が分からぬマスコミが「京急は、会見で頭を下げろ」というバッシングが行われる可能性を直感したからである。


<引用開始>
「記者がJR西日本幹部に暴言」 読売新聞が謝罪
2005年05月13日10時57分
 JR宝塚線(福知山線)の脱線事故を取材していた読売新聞大阪本社社会部の記者がJR西日本の記者会見でJR幹部らに暴言をあびせたとして、読売新聞は13日の朝刊に谷高志・大阪本社社会部長名の謝罪記事を掲載した。「読者や関係者に不快感を与えたことに対し、深くお詫(わ)びします」としている。
<引用終了>
http://www2.asahi.com/special/050425/OSK200505130011.html

私は、日本には強制注入する安全管理のソフトウエアがあると述べてきた。

読売2ちゃんねらーは、自らが記した過去記事の一部を転用しても「セルフ盗作」と私を揶揄する。読売2ちゃんねらーが正しいと思う国民はどれだけいるだろうか。

<セルフ盗作開始(笑)>
尼崎JR脱線事故は、このようなレベルの低い思想により発生したと考えている。

◆すべての人や物に及ぼし得る危険を、技術的実現性や経済性を踏まえ、可能な限り小さくすることを目標とする。
◆鉄道事業者が安全を確保すべき対象は、利用者等の通常予見される行動形態を前提とする

つまり、国土交通省は、安全性と経済性を同列で考えているのである。地方の弱小鉄道会社への影響も考えているのであろうが、旧来型の護送船団方式に通じるものがあるように思えてならない。

平成10年11月13日 運輸技術審議会記録より抜粋
http://www.tasksafety.org/toushin.htm
<セルフ盗作終了(笑)>

2012年09月07日
原発ゼロ社会実現のために今すぐやらなくてはいけないこと

http://dream333.seesaa.net/article/290783158.html

現場を取材していないので、推察でしか物が言えないが、土砂崩れを起こした場所の「管理者」が京急ではなかったとも考えられる。
私の記憶では、以前にも地方の鉄道車両がトンネルを出たところで土砂崩れに遭遇した事故があったように思う。

土砂崩れによる事故が全て鉄道会社の責任となると、上記の「技術的実現性や経済性を踏まえ」という大前提が崩れる。鉄道会社は、路線に影響を与える山地などの安全上の維持管理を求められることになるからである。それでは、経営は完全に行きづまる。

台風が近づいている。一人も死なないで欲しい。

イエス・キリストを通じて神に祈る。

アーメン

posted by S・C・ NAKAMURA at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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