ことし4月、京都府亀岡市で登校中の小学生の列に車が突っ込み、10人が死傷した事故で、無免許で運転していた少年の車に同乗していた19歳の少年の初公判がきょう、京都地方裁判所で行われました。道路交通法違反ほう助の罪に問われているのは、南丹市に住む19歳の大学生です。この少年は、ことし4月、亀岡市で登校中の小学生の列に軽自動車で突っ込み10人を死傷させたとして、自動車運転過失致死傷などの罪に問われている少年の車に同乗し、無免許と知りながら車を運転させたとされます。きょう京都地裁で開かれた初公判には、遺族らも傍聴に訪れ、19歳の大学生は「間違いありません」と起訴内容を認めました。冒頭陳述で検察は、無免許と知りながら喫煙をすすめたり話しかけたりして運転を続けさせた結果、事故が引き起こされたと指摘し、「運転していた少年と同罪」と、遺族らの供述調書も読み上げられました。
日時: 2012年9月27日 18:00