去る16、大阪府部落差別事象に係る調査等の規制等に関する条例で、土地に関係する事業者が同和地区の場所を調査することを禁止する改正案が大阪府議会で成立しました。今後、法律上の余計なトラブルを回避するためにも、大阪府内の同和地区の場所を知りたい、という要求が増えることが予想されますので、大阪府の同和地区一覧を掲載します。
以下の表は、1977年5月10日に解放出版社から発売された「大阪の同和事業と解放運動」に掲載されていたものです。奥付によれば、この本は財団法人大阪府同和事業促進協議会(現在の財団法人大阪府人権協会)が編纂したもので、発行所は社団法人部落解放研究所(現在の社団法人部落解放・人権研究所)とあります。
本の冒頭では、当時の大阪府知事であった故・黒田了一氏により「この図書が、関係者はもとより、広く府民各位に読まれ、同和問題の理解と同和事業の推進にとって大いに役立てられんことを期待しています」と書かれているので、大阪府民であれば、ぜひ読むべき資料と言えるでしょう。
ちなみに、黒田了一氏と言えば、共産党の単独支持で当選した初の知事でした。
分かりやすいように、グーグルマイマップに掲載したので、ご利用ください。
より大きな地図で 大阪府の同和地区一覧 を表示
これを見て部落解放同盟が何と言ってくるかが楽しみですねえ。例によって「ネット上に大阪府の同和地区一覧が出ている! 第二の地名総鑑事件だ、我々の命を脅かす深刻な差別だ!」と大騒ぎしようとしても、情報源が解放出版社や部落解放・人権研究所では引き下がるしかないでしょう。まさか身内を糾弾するわけにも行かないし。
「本に載せるのとネットで公開するのでは、一般人の目に触れる度合いが違う」という苦し紛れの理屈でイチャモンをつけようとしても、「この図書が、関係者はもとより、広く府民各位に読まれ」ることを期待すると謳っているのではそれもやっぱり無理ですね。
ちなみに1977年といえば、黒田了一が同和行政をめぐって社会党と袂を分かった後のようですが、そんな人がよく解放出版社や部落解放・人権研究所の本に推薦文を書きましたね。部落解放同盟から見ると敵になる筈ですが。
案外皮肉で推薦文を書いたのかも知れません。「滋賀の部落」といい、共産党というのは、なかなか素晴らしい物を後世に遺してくれますね。
Add Your Comment
和泉市王子町は部落なんですか?
王子町全体がというわけではなくて、王子2区という一部の地域が部落だったようです。
Add Your Comment
王子2区とはどの区域ですか?
王子2丁目ということですか?
正直なところ、そこまでは私も分かりません
ただ、王子町2丁目に人権文化センターの分館があるので、それが正解かも知れないですね
調べる方法はありますか?
現地に行って地元の人に聞くのが確実でしょう。ただ、もう地区指定がなくなっていますし、人の出入りや開発もあるので、どこからどこまでが部落だったかということが曖昧になってしまっている可能性があります。
実際には被差別部落でもこれには載っていない地域もありますね。
そこは解放同盟との関係如何で決まっているのでしょうか。
マジな話すると、部落は200年、100年前だけの話と思ってました。日本史でちょっと聞いたくらいです。今でも部落とかの問題があることに驚きです。ネットで調べてみると、部落民のほうが、騒ぎ立てているらしいですね。また、いろいろと問題があるとかで、いやあ、怖いです。更に言うと、部落民が被部落差別とかの話を持ち出さなければとうに部落民を区別することは消えていたのではないのでしょうか。結局のところ、現状の皆の差別的な行為の本来の心情は危険であるから近づかない、関わらないという事でしょう。部落だったとかではなく、危険だから区別してる、というところでしょうかね。
ちなみに僕の住んでいた市に部落があった事に驚きです。
これを見るまで全く知りませんでした。
更に今在住中の区にもありました。
消えかかっていた部落差別復活か?!
復活したらまた同和地区に税金を投入して環境良くしようとするから
こういった情報を載せることに誰も得しない。
載せた人間の自己満
ってかYOU TUBE見たがなさけなぁ~
ちなみにぐーぐるまっぷの位置あってないのがある。
屁理屈述べて法務局相手にするならバシッと部落の位置ぐらい決めろや
すみません。大阪府の場合は大まかな地名だけの資料しかないので、機械的にマーキングしていました。
もっとちゃんと特定するようにします。
差別助長を楽しんでいる人のどれだけが「現代の下流社会」に位置づけられているかと思うと笑えてくるね。
うちは片親側が部落民だが、子孫の私は超一流大学を出て、家柄のよい旦那をもらって二人で収入は余裕の2千万円超。
不当につらい思いをして自分に命をつないでくれた先祖たちや親に心から感謝する。彼らが永久に報われるように、今後もぜひ頑張りたい。
「現代の下流社会」は環境に恵まれなかった人をのぞけば、自分の努力が足りなかった人。部落と比べたら不当でもなんでもない。自分より「下」と思える人を作り上げて自分を慰めたいだけの人間にはなりたくない。
解放同盟系の書籍や大会でも、差別はニートやひきこもりのような下流社会の人が憂さ晴らしにやっているというのが定番の主張なのですが、実はそうではなかったりします。
解放同盟と対立する共産党にしても、別の意味で対立している在特会にしても、実際に構成員に会ってみると、「表の社会」では会社の管理職だったり、自営業者であったり、それなりの社会的地位を持っています。考えてみれば当然のことで、組織を維持するにはそれなりの資金源が必要です。つまり資金を出すだけの経済的余裕のある協力者にがいるということです。サングラスやマスクをしてデモをする人は、面が割れることで失うものがある、つまりは社会的地位のあることの裏返しなわけです。
BOOさんの言うところの「差別助長を楽しんでいる人」というのは、むしろ中産階級が多いだろうというのが私の分析です。
部落階級は下層特権階級だったので儲かってただろうから不当につらい思いをしたとはいえない。。所得の多い少ないで上下が決まると思っている人間は心が卑しい。顔も卑しくなる。
失礼ながら、旦那が先祖代々某地方のゆゆしき家柄の出ですが、
たとえ片親でも部落民なら私との結婚は無かったとのこと。
もちろん其処はクリアーできたので結婚しました。
事実はちゃんと知っておくべきですね。
藤井寺のH地区はまったく過去を知る手がかりがないですね。
未指定地区でも集会場なんかはあったはずだと思うのですが。
謎の地区ですね。
豊中の上麻田と下麻田の区別がつかない
下麻田が豊中市螢池中町、上麻田が豊中市螢池北町のようです。
1つの地区として扱われていました。