日本企業:もろ刃の対中投資 成長市場、リスクも巨大
毎日新聞 2012年09月28日 00時59分(最終更新 09月28日 01時28分)
貿易面でも中国は日本の輸出総額の約2割を占める最大の相手国。しかし、トヨタ自動車が完成車の対中輸出を絞ったほか、他の自動車大手や電機大手も中国で減産を余儀なくされ、事態が長期化すれば業績への影響は不可避だ。
中国にとっても日本の存在は依然として大きく、影響を受けるのは日本と同じだ。中国に進出する日系企業はすでに2万社を超え、数百万人の雇用を生み出していると推計されている。日本からの輸出や投資が鈍れば、中国経済の動きにブレーキがかかるのは確実だ。日本貿易振興機構(ジェトロ)の真家陽一中国北アジア課長は「日中経済は互いに補完しあう関係で、この構図は当面変わらない」と指摘する。