オーストラリア沖にある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef、2010年4月3日撮影)。(c)AFP/Great Barrier Reef Marine Park Authority
【9月27日 AFP】米グーグル(Google)は25日から、地図検索サービス「グーグルマップ(Google Maps)」のユーザー向けに、世界中の希少なサンゴ礁でのスキューバ・ダイビングをバーチャル体験できるサービスを開始した。
グーグルマップ初の海中パノラマ画像は、世界のサンゴ礁の調査研究「カトリン・シービュー・サーベイ(Catlin Seaview Survey)」の協力を経て実現した。海中の自然の驚異を間近で見ることで、海洋自然保護への関心が高めようというのがねらいだ。
「ダイビング」を楽しめる海は、オーストラリア沖にある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)や米ハワイにある三日月型のモロキニ島(Molokini Crater)、フィリピンのアポ島など。
グーグルマップとグーグルアース(Google Earth)のブライアン・マックレンドン(Brian McClendon)副社長は、「目の覚めるほど鮮やかなこれらの写真があれば、ダイバーでなくても、それどころか泳げなくても、世界の最も驚異的な六つのサンゴ礁を探検し、体験できる」と話している。(c)AFP