以前紹介した、友だちを9人までしか登録できないSNS「Close」がリリースしました。早速ご紹介。
友だち申請・承認という概念はない
まず驚いたのは、「友だち申請」「承認」という概念がない、という設計。
TechCrunchに解説が上がっているので引用。
Closeでは自分が相手を友だちに登録しても相手には通知がいかないし、承認や拒否という機能もない。さらに友だちに登録したからといって相手の投稿が自分のタイムラインに流れてくるとも限らない。
友だちに登録すると自分の投稿が一方的に相手に発信されるが、相手も自分のことを友だちに登録しなければ、その投稿は相手のタイムラインに表示されない。つまり、双方が友だち登録をしていないと互いの投稿は見られることがないのだ。この時、双方が友だち登録しているかどうかを確認することはできない。
登録時に「大切な人」を9人選ぶわけですが、このうち双方向に情報が共有されるのは、相互に「大切な人」登録をしている人のみになります。両想いじゃないと届かない、という設計はツイッターのDMにちょっと近い。
TCにも記述がありますが、場合によっては、投稿しても誰とも情報が共有されない可能性がある、ということです。僕のような「親友」と呼べる友人がいない人にとってはなかなかきつい設計です笑 この独特のソーシャルグラフ&共有設計は、「Close」の今後を占う重要なポイントでしょう。
サービスはライフログ的にもよくできており、気持ちよく使うことができます。
起きた、寝た、といったステータスコミュニケーションも簡単に。
登録している友だちのアイコンをタップすると、「想い出」を書き込むページに遷移します。
ここはツイッターでいうダイレクトメッセージ的な機能のようで、友だちにメッセージを直接送ることができます。
クローズドな空間でしかシェアできないことって確かにあるので、Facebookやツイッターに疲れた方には嬉しいサービスとなるかも。ぜひみなさんにとっての「本当に仲の良い友だち」を登録して、コミュニケーションを楽しんでみてください。