いい気なものだ 野田首相連日のグルメ三昧
【政治・経済】
官邸機密費使っているのか
今週だけでも、23日(月)はパレスホテル内の日本料理店「和田倉」、25日(水)はフランス料理店「シェ松尾 松濤レストラン」、26日(木)は日本料理店「朔旦冬至(さくたんとうじ)」……。平日5日のうち3日はグルメ三昧。「官邸前デモ」が行われる金曜日は外出を控えているため、実質的には、ほぼ毎日、高級店で食事をしている格好である。
「シェ松尾」は、コース2万1000円からの高級フレンチ。ワインを飲めば1人3万円は下らない。日本料理店「朔旦冬至」は、美食家が集まる隠れた名店。看板もない、完全予約制の店だ。
首相就任時は、「吉野家やサイゼリヤに行く」などと庶民派をウリにしていたくせに、年間12億円の機密費を自由に使えるようになった途端、高級店に通っているのだからフザケた男だ。
「ああ見えて、首相は高級店が大好きです。小沢グループが離党届を出した夜は、前原政調会長を呼んで赤坂の『高級うなぎ店』で打ち上げをしています。麻生首相がヒイキにしている100グラム7000円の麻布台の焼き肉店もお気に入り。中野寛成議員などと舌鼓を打っています」(民主党事情通)
国民に消費増税を強いておきながら、グルメ三昧とはいい気なもの。しかも“仲間”とばかり会食しているのだから話にならない。
「歴代の総理大臣は、学者や外国人、経営者と会って意見を拝聴したものです。ところが、野田首相は気の合う仲間とばかりメシを食べている。23日は岡田副総理、25日は安住財務相や手塚補佐官、26日は菅直人。先週末には政経塾の同窓会に顔を出して『ボロボロにされている』と愚痴をこぼしている。なぜ、自分と意見が違う人と会わないのか。チヤホヤしてくれる仲間と一緒にいるだけでは、裸の王様になり、『やっぱり俺は正しい』と暴走するだけです。幼児性が抜けない政経塾出身者の限界を感じます」(政治評論家・山口朝雄氏)
連日連夜、うまいメシとうまい酒で騒いでいるからだろう。首相の顔はむくみ、どんどん人相が悪くなっている。一日でも早く辞めさせないとダメだ。