九月議会のウソ
皆さん、9月議会が昨日(10月24日)終りました。
まず、国からの交付金が減りました。
県立城東高校や消防学校、防災センターの建設費が決まった他、板野郡松茂町の交流センター、つまり徳島一のドライブインみたいなものが来年4月6日に店開きする事が決まりました。
この他、知事の公約破りも次々と出てまいりましたが、もうこの人の約束事は守れるほうがおかしいので、誰一人怒る人もいませんでした。
それだけ大田知事のウソにはもう慣れてしまったのでしょうか。
今回のウソと言える公約破り
(1)女性副知事はできません。何の努力もなしに女性の副知事をつくらないと言うには女性に対して失礼であります。
もっともっと女性の中からいい人を選ぶ努力をしなければなりません。
(2)四国ガスの増設を移転といい張りました。
(3)3000万円余りでよいテント代金に5000万円以上払う契約をしているようです。
次に議会との話の中の両論ある真実
(1)マスコミや知事は汚職の解明に1000万円を充てて、他県の弁護士を雇う。
表から見ればものすごく格好いい。誰もが賛成と思います。
ところがこれをよくよく見ると弁護士は共産党にごく近い人で、大田知事の友人とも言えるブレーンの人達です。
つまり身内です。
ところが今回の汚職は知事と県幹部の人が中心です。
そして汚職の解明も知事と県幹部が二度と悪いことができないよう、調査するのです。
みなさん、もうお気付きでは。
自分の身内や友人が調査すれば大田知事自身はこれほど安全な事はありません。
そこで私が提案しました。
調査チームは知事も知らない、議会も県庁も知らない、全くの第三者が調査解明するべきです。
ところが何故か大田知事が自分の決めた調査団のメンバーを「変えない」と言い張るのです。
そこで議会では日を変えてということで予算だけ修正しました。
まだまだあります知事のウソ
今回知事は中高年の就職対策に力を入れると「所信表明」でも胸を張りました。
そして中高年雇用促進費用として400万円を計上しました。
そして議会で
来代:知事さん、中高年とは何歳のことですか。
知事:55〜65才くらいです。
来代:この中高年対策費は何に使うのですか。
部長:シルバー対策です。
来代:シルバーとは何歳ですか。
部長:65才以上のお年寄りです。そして今回の予算はシルバーの補助金です。
来代:それじゃこれは中高年雇用対策と違う。知事は議会の予算にウソをついてもいいのですか。
知事:おわびする。今度こそ中高年対策に力を入れるつもりです。
来代:とにかく信用できない。来月中旬までに本当の具体的な計画を示して欲しい。
知事:約束する。
来代:一回くらいは約束を守って下さい。私は信じます。
とまあこんなやりとりもありました。
それにしてもこれまでは知事さんの考えは本当に甘かったです。
これからは力のかぎり追求しますが、もしもこのホームページを見ている記者の人がいましたら、どうか私の質問を知事いじめとだけは言わないで下さい。
心からお願いしておきます。
また、議会でおもしろかったものは
(1)知事が質問されてないのに違う原稿をペラペラと読んで、議長や別の部長から指摘されても全く気がつかなかった事!
(2)あれだけ雄弁家の大田知事が議会中、全部作文を棒読みで一度も顔をあげなかった事!
(3)知事の印は誰が押しても良かったと言う、びっくりしたシステムが残っていた事!
(4)あれだけマスコミの記者が来ていたが、肝心な記事が載っていないしまた、どのテレビも新聞も殆ど内容が同じで違った角度の取材がなかった事!
(5)これまで共産党とか社民党の悪口を一番に言って保守ぶっていたり、三木申三前知事時代、圓藤前知事の時代に出世して権力者になった県幹部が今度は一番に大田知事についてこしぎんちゃくになり、手の平をかえしている。
(6)武士道を歩む事が男のロマンと冷や飯を平気で食う男の中の男が減ってしまいました。(いるのはいます。私もちょっとは知っていますヨ)
とまあこんな様々な人間模様を拝見しながらの9月議会でありました。
ここを見て下さるいい人の皆さん、またちょっとのぞいてくれる記者の皆さん。
いろんな困難を乗り越えて頑張りましょうネ。
それでは次の更新に乞うご期待を!