特権意識


皆さん、急に寒くなりました。誰かが東京には「青空がない」といいましたが、私は徳島には秋がない「夏から冬」、「冬から夏だ」と言いたいくらいひどい温度差ですね。

さて、新しい大臣も決まりました。主なところ、つまり竹中ばか大臣と川口外相を残したのはひどいですね。また、高村氏に近い所は全部飛ばされてしまいました。まさに日本はどん底へどん底へと一歩一歩近付いております。

また、先日の地方紙の記者席もひどいですね。まるで県議が圧力でもかけているかの如き内容が出ていました。
皆さん、県議に何のメンツがありますか。
もっと恐ろしいのは記者の特権意識です。

これから書くのは、徳島の事ではありませんが、(一応念のため)
大体において記者は足でかせぎません。ほとんど電話取材です。
もっとひどいのが、電話で県庁職員に全ての資料を「持ってこい」と言わんばかりに命令を出し、予定原稿とでも言うんでしょうか、まあ資料に基づいて記事を書くんです。

県庁の資料ですから、まあその通りが多いんですが、県庁職員は県議よりもマスコミがこわいから、もう記者の言う通りにでもなるんでしょう。そして記事が出てから、県行政もその通りにしてしまうんです。

何故なら違った事をしますと、貴社にウソをついた事になり、後でこっぴどくやられるのではないでしょうか。
勿論、これら全てのニュースが終わってから県議に資料が配付されますが、もう全部新聞に載っているんです。
まさに後の祭りとでも言いましょうか。
議論の必要もないんです。

これを県幹部が真面目な顔をして発表し判っているのに真剣に資料に目を通し、つばを飛ばして質問する県議の表情も面白いのではないでしょうか。

そう言えばこんな事もありました。
ある午後0時8分に総務部長が県の方針を発表しました。
途中で私が発表を中止しました。
そして、午後0時13分に昼食をしました。
ところが、その2分後にもうそれが、ニュースになり、きちんと文字になっているんです。

皆さん、2分でニュースの文字がつくれるはずがありません。

しかも私がとめさせたはずの内容、正確には午後1時20分頃から発表したはずの内容が、昼のニュース、0時15~16分に出ているんです。

わかりますか。これこそが想像の予定原稿なんです。
このところを突きますと、記者としてはまた、別のいい方もあったんでしょうネ。
私は大切なのはニュースが世の中を動かしすぎると言いますか、一方的な記事を書き、その内容が違っていても私たちには言い返す方法がないと言うところにマスコミの常識が問われてきたのです。

地元の大きな放送局は朝一番の番組で、県庁には談合部屋があり、そこに公共工事の最低価格が書いてあり、県議がこれを見て不正をしているかの如き放送が流されました。

これは全くの事実無根の内容だったんです。
こんなガセネタを流す放送局ですが、何も言い返す方法がない一般人。

一度電波や紙面に出れば取り返しのつかないこの世の中だからこそ、ニュースソースはしっかりしなければならないのにこの点を申し上げると県議のメンツと騒がれたのではかわいそうなのは県議さんです。

どうか記者の鏡であるX記者さん、あまり弱い物をいじめないで下さい。心からお願いをしておきます。
そして書くのならもっと大事な事を書いて下さい。

例えば H組や O組です。
徳島新聞ではこれから借金を95%チャラにして残りの5%だけを支払い、年間の売上高を70億円から80億円に落として辛抱するが如きの話題が大きく取り上げられておりました。

例えば、120億円の5%は6億円です。
つまり114億円の借金は払わない。
工事の受注は70~80億円はやると言うのでは金を貸した人はたまった物ではありません。

県は国のペナルティに加え、県独自のペナルティも考えております。
つまり、2社はそう簡単には公共工事の受注はできません。
またさせてはなりません。
つまり、県の行政はこの2社だけではないはずでありますし、うそか、まことか判りませんが、赤字の原因はオーストラリアにものすごいリゾートマンションやゴルフ場の買いまくりなど、放漫経営とも言われております。
そのつけを県民に持ってこられたのではたまりません。
県の公共工事がいるんなら、私財を投げ出してでも借金を払うと言う誠意が必要でありおます。

県議いじめばかりをするマスコミの皆さん、このような県民サイドのニュースにも足を運んで書いては如何でしょうか。
記事は庶民の心であり、弱い物いじめではありません。
全国の皆さんどう思いますか。

まあそれにしてもこれは全て私の雑記帳です。
私の勝手な気まぐれです。気にしないで下さい。
ええ、皆さんはすばらしい記者。
私はただのひがみっ子ですから…。

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