衣食足りて節約を忘れる
涼しくなってまいりましたが、その前に、新しい内閣も決まり9月議会も始まりました。
まあ、安倍さんからの「お下がり内閣」でしょうか、一向に新鮮味が全くと言っていい程ありません。
しかも、民意は果たしてどうなんでしょうか?
だってマスコミの世論調査は1000人でしょ。
しかもその1000人の60%近くしか答えておりません。
つまり、1億日本人の中でわずか、600人くらいの人の意見で世論が決まるはずがありません。
これを堂々と言うマスコミの無責任さが出ております。
政治とマスコミの不透明さが改めて再認識された、ここ数日でありました。
それだけに私は自民党に言いたいですね。
負ける心配があるから、解散をのばすとか、民意を問わないのではなく、正々堂々と戦って、はっきりとした主張を出して欲しいし、真っ向から勝負をして欲しいのであります。
更にまた、衆議院は福田氏、参議院は小沢氏を総理に指名致しました。
しかし衆議院が優先して、福田総理が決まりました。
つまり、世の中、衆議院が優先であります。
それなら、権限も手当もすべてを衆議院にして、参議院を半分にするとか、給料も手当もすべてを衆議院の半分にするか、参議院を全く廃止してもいいんではないでしょうか。
皆さんどう思いますか。
参議院て、あまり役に立たないか、逆にもっと権限を与えて本当に衆議院と同格にすればいいんではないでしょうか。
日本の2院制は果たして必要なのでしょうか。
本音を聞きたいです。
しかもであります。
衆議院では自民党とか、その公認候補が取った票で小選挙区でだめと言われた人が、復活して当選して大きな顔をしています。
参議院は名前を書いていますから文句は言えませんが、衆議院では比例の復活当選でありながら自民党を脱党しても、いまだに衆議院でいられる人がいます。
こんな不合理な理屈に合わない法律をつくる国会議員て、一体何をやっているんでしょうか。
『責任者、出て来い!』『説明しろ!』と言いたいです。
そんな中、県議会もこれから、始まりますが何と言ってもこの9月議会、予算案がありません。
条例とか言っても国の法律の事なので地方議会ではどうにもなりません。
知事が大見得切って「知事の給料」を1/4下げると言っていますがこれとて年間550万円しか浮きません。
それなら、あまり仕事上必要だと思えない、参与というポストつまり、天下りの2人を廃止すれば、およそ1200万円浮きますし、仕事をしているかどうか、私の目には定かでない時間外手当を出さなければ、いや、時間の仕事を勤務時間内に済ませれば、15億円も浮きます。
まず、パフォーマンスよりも足下を固めて、きちんとすればいいと思うのでありますが、マスコミは一体気がついているんでしょうか。
更に全国47都道府県でも副知事が2人いるのはそんなに多くなく、人口が徳島県よりも遥かに多い愛媛県でも1人。
香川県でも1人であり、人口が120万人くらいまでの県ではほとんどが1人副知事であります。
私は別に1人でも2人でも仕事をしてくれるか、必要であるならば、それでもいいとは思いますが、550万円を浮かすのにこれだけ大見得を切るなら副知事1を止めますと給料で約2500万円、これに車や秘書その他が不要となり、約1億円近くが浮く計算になるのではないでしょうか。
同じ経費を減らすのなら、やっぱり全職員から10%給料を下げれば約49億円が浮く計算になり、これを公共事業の負担金にでもまわせば、公共事業は500億円くらいの元のペースに戻るのではとも考えられますが、いずれにしましてもこれだけ金がない時代にしたのは言った誰のせいでしょうか。
殆どが国の施策であり、巻き込まれて県民が困っていますが、こんな時にこそ、知恵を出して頂ける飯泉知事さんの登場でありました。
これは私の意見ですが、とにかくソフト、つまり文化とかスローガンと言った心の満足はもう十分であります。
これからは、ハード面つまり、やっぱり飯泉知事でよかった前の知事と交代してもらって良かったと実感できる施策を今こそ、執り行って欲しいのであります。
つまり、撤廃して節約するのは人件費と決まった人ばかりの委員会や検討委、更には同じ学者の目立つなんとかチーム。
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これらを撤廃して無くし、県庁の時間外手当や人件費はより切り詰め、税金を払ってくださる企業がより仕事がしやすくなる社会の構築が今こそ、必要なのではないでしょうか。
例えばですよ、県の理事者の皆さん。
「何とか資金を援助」とは申しましてもすべて信用保証協会を通さねばなりません。
信用保証協会は見ている限りでは銀行に丸投げ、結局は銀行の不良債権の後始末に国や県の金が使われておりまして、弱者の救済にはなってないはずであります。
県の大事な補助金とか返済しなければならない、貸付金などでも返って来ないお金が、一体いくらあるのでしょう。
お陽様西へ西への無責任職員の一掃こそが今、望まれておりますし、医師1人を自由に出来ないシステムのこの弱い県をいかに強い力で県民の健康を保つ県に生まれ変わらせるのも知事初め県に課せられた役目であります。
この他、県西部では建築会社の廃業が次から次へであります。
小手先だけで思いつきの土木行政ではなく、その収入の殆どを公共事業に頼る、人々の生活の面からもきちんと保って行くのも県の役目であります。
強いて言えば民事再生法とか何とかで借金を払わず、納入業者を泣かした業者が優先的に仕事を取り、今ほくほく顔となっている、このやるせない矛盾の中で汗と血を流している現状を県幹部職員の皆さん知っていますか。
防災局とか危機管理局とか、うまい名前を付けていかにも、仕事をしているようでも、一般土木費のつけ替えで、その実、防災服を着てチョロチョロして、それですべての仕事をこなしていると、考え違いをしてないとは思いますが、今こそ、初心に戻って地に足のついた行政が望まれているのではないでしょうか。
まあ口を開けば愚痴ばかりのぼやき漫才でありますが、これ陰の声でもあります。
私はこういった生の声を正々堂々と訴えていきながら、少しでも政治灯を求めてまいります。
今歌が聞こえています。
疲れた足をひきずって... 灯りが欲しい 灯りが欲しい。
と、まあこれ、私の一人のつぶやきでありますが、分かってくれる人も多いと思います。