前例がない教育委員会



っという間に3月になりました。
でもまだ、肌寒く、皆様もお身体に気をつけて下さい。
さて、私も久しぶりに質問をしました。
質問よりもうれしかったのは、聴衆の方が170人くらい来て頂いた事であります。

故それは、これまで動員と言いますか、お願いをしましても、忙しいからとか、用事があると、なかなか足が重い人が多かった、のでありますが、今回はほとんどお願いをしないのに、皆さん手弁当と申しますか、自分達で、車を乗り合わせて、県庁まで来て頂いた、心の暖かさに心から感謝をしているところであります。
しかも三好市の市議会の80%以上の20人近くが県議会の傍聴席まで来てくれたんです。
でも、市議会議員が、20人近くいるとなると、私も緊張しますし、県庁も公務員のプロとしてうまく言い逃れをしなければならず、大変だったのではないでしょうか。
とにかく大変な一日でありました。
なんと言っても、私は県民にかわって質問する、相手は頭の良い行政を知っている知事や部長、教育長であります。
ガードが固いの、固いのであります。
口数が少なく、気が弱く勉強してないと、なかなか質問も難しいのですが、こちらも負ける訳には参りません。

ず、私は改革と言うのは、昔からそんなに成功した例を取り上げながら次のように知事に迫りました。

来代:「世の中に、蚊ほどうるさき者はなく、ぶんぶ、ぶんぶで夜も眠れず」
320年後の、今は 「世の中に力(モン)ほど世情にうとき人はなく、文化、文化で飯も食えずに」

そのうち、こんな歌がはやります。
何故なら、今から5年前、私達は前知事では、東京に陳情にいけない、公共工事が減らされるだから、飯泉知事を選んだ事を思い出して欲しい。

れども、国がいかに一方的に補助金を削ってきたからといって、430億も公共工事を切るのは切り過ぎだ。
文化行政に力を入れるのは、大変いい事だが、衣食足りて、礼節を知るように、人々は生活が出来るから、文化を楽しむのだ。文化行政に力を入れるなら、まず人々の生活を守って欲しい。
知事は建設業者の人に農林業への転向を勧めるが、農林業では生活出来ないから、土木作業員になった。
知事がそうしろと言うなら、農林業で生活出来る案を示して欲しいと、強く質問しました。

さすがに、ここからが知事であります。

知事:これまで、森林組合にしか参入出来なかった分部に、また建築業者を入れる。
緑を守る為、建築業者にいろいろな資格を与える。
森林を守りながら林道等の公共工事も任せれば、両面から収入が入り、地域にも環境にも良いのではないか。

                    ↓
れが一石三鳥だと、納得さされました。
また、私が医師不足につきまして、県立三好病院は医師が少ないし、技術も低い、まして入院患者にすぐに退院を迫る。
不足3点セットだと、強く訴えました。

れに対して、知事は
これまで徳島大学オンリーであった医師の体制を、自治医大やその他の大学出身の医師、OBの実力のある医師を招くとか、香川県や愛媛県の三好市の近くの病院からも医師を招いて応援体制をとるとか、OBの医師にもお願いをする等して、徳島県西部の空き診療所の緊急巡回システムを近いうちに作りたい。
とのお答えをいただくなど、明るい兆しが見えました。

林水産部長に対して、私は次のように迫りました。

来代:これまで農林水産部は、大規模農道は計画があまりにもひどい工事をしているが、とにかくバラバラで全く使い物にならない。
強いて言えば、農道を造る時は最初だけ花火を上げて、起工式だけは派手にして工事はカタツムリの如く、ゆっくり、ゆっくりとする。
これが何十年経っても道にならない。
ただのコンクリートの固まりを作るから公共工事が無駄なものと言われる。
同じ工事をするなら国道側からとか、県道側からと言ったように、計画的に予算を付けるべきだと強く申し入れました。

れに対して

農林部長:議員の言う通りだ。
今後は県道側、国道側から工事を進める。
また、一日も早い開通が県民が喜べるとの観点から、完成に近いところから予算を集中して発注する。

と言った、素晴らしいお答えをいただきました。
こんなに皆さんが県民のために答えて頂けるとは、ちょっとびっくりしました。

れにしましても、不可解なのは県教育委員会であります。
子供たちにチャレンジ精神を教えたり、質実剛健とか、清貧とか言った、格好のつく事ばかり教えている。
教育委員会は本当にひどい職場であります。
まず、ガードが固いと言うよりは、とにかく自分たちの立場を認めない権力主義者でありますと私は思います。

小学校の学力が、47都道府県で23位。
中学校生が頑張って、15位。
高校生がまた落ちて43位。
有名大学進学率が、46位と下から2番目。

これは、国とか民間の調査データで判っているんです。
(参考資料:平成19年全国学力・学習状況調査の調査結果 (国立教育政策研究所))

ころが、高校関係者はこの数字はでたらめだと、強く血相を変えて反発するんです。
更に他の議員が総合選抜制と言った高校入試の方法を今の時代風に切り替えるよう迫りますと、教育委員長は「前例がない」と、聞く耳を持ちません。
前例を破って、新しい方法でこれに向かうのをチャレンジとも言うんです。
とにかく、何を言っても「前例がない」
私も質問の勉強で、関係者と話をしているうちに何回切れた事か。
もう、脳溢血寸前でした。
そして、更にひどいのがこれだけ勉強を教える能力がないのに、まず全国47都道府県で、いち早く副校長とか主幹教諭だといっぱい作って、自分たちの手当をいち早く上げようとしているんです。
よく考えて下さい。
今、県庁は知事も議員も部長も課長も職員も全員が10%の給料を下げて我慢し、県民の皆さんにも、補助金のカットなどで辛抱してもらっているんです。

のに、そんなに仕事をしていない、子供の数に比べて教師の数が多いと思われる。
時間外手当にしてもかなり多い。
そんな教育委員会だけが、何故更にまた手当を上げようと言うんでしょうかねー。
教育委員長も答弁の時、どっかの憲章か宗教の教えのような世界恒久平和について、長々と演説、いや、棒読みをする前にもっと教育のおかれた立場、もっとしなければならない教育、子供の学力アップの為にどうあるべきかについて、真剣に考えて欲しいですね。

、まあ心の愚痴を書かして頂きましたが、あまり気にしないで下さい。
とにかく思いつきで年を取った為に愚痴が出ました。
でも皆、辛抱の時、教育委員会はちょっと我慢をすべきと思っているのは本音です。
嫌々これも、ひがみでしょうかねー。

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