ネコに小判
いよいよ、2月は逃げて3月がやってまいりますが、この3月もすぐに去り、また年度も1つ重なり、皆さんまた年を重ねるんですネ。
早く20歳がくればいいと思っている人、年だけは取りたくない人、まあ人それぞれと言いますが、今徳島県議会も論議真っ最中であります。
が、その前に長崎県知事選挙では民主党で本命ガチガチと言われた人が自民と公明系の人にボロ負けをしました。
選挙はこれまでのように力とか権力からまさに人の心の選挙に変わって来た気が致します。
『脱権力』『脱金権』これこそが私(来代)の一番求めるところであり、私自身が何時も冷や飯側と言いますか、私なりの正論で行動しながらいつも隅っこに追いやられていましたが、それでも「いつか」「いつか」と思いながら、とにかく一歩前進、二歩後退、三歩進んで二歩下がると迷いながらも歩き続けておりますが、何か長崎県は脱権力のいわば心に正義を持った人が多かったものよ...と今、嬉しくてたまりません。
と申しますのも、長崎県は衆議院も参議院も全員が民主党であります。
しかもあの小沢チルドレンの美人の代表者福田議員がどんと構えており、ここにあの連坊参議院銀があの事業仕分けの『聞く耳持たぬ』庶民よ、下々の者よ『黙っとれ』と言わんばかりに『自分は何様のつもりだ』と、一般大衆を怒らせたあの口調で演説をぶちまくっていた姿をどれくらい悔しい思いで我慢していた事でしょう。
そこに民主党はよくぞまあ、小沢幹事長をはじめ、権力者が次から次へとまるで「大臣10束ひとからげ」「大臣一山なんぼ」と思えるくらい権力を見せびらかしました。
誰が考えても長崎は力に負けた、権力に負けたと思っていたところではありましたが、常識人は長崎から正義の拳を見せてくれました。
投票率は8%も上がり、実に9万票の差をつけて権力を打ち破ってくれたのであります。
徳島県もこれからいろいろとあろうかと思われますが、とにかく皆さん「権力」をのさばらしてはいけません。
勿論これは自民側にも言えるのでありますが、勝っておごらず、負けて兜の緒を締めて、決してひるまず恐れずの心意気を忘れてはなりません。
自民がおごりすぎたからこそ、現実がありますし、県庁でも力と言いますか権力のようなものを見せびらかす人がものすごく偉く見えますし、確かに偉いとは思いますが『おごる平家久しからずや』のことわざもございます。
政治は恵まれない人の為に灯を与えなければなりません。
県庁もこれから予算、人事と一番の激動期を迎えますが、とにかく人の心を大切にした政治と行政が待ち望まれているのではないのでしょうか。
さて、その政治、行政でありますが、つい先日の委員会の一こまを紹介します...
と申しましても他人の事は書けませんので私が今でも納得のできない出来事を2つ紹介します。
その一番は保健福祉部であります。
今本県は税金があまり入ってまいりません。
あの小泉改革で公共工事が減ってしまい、景気はどん底...
税収が減ってしまったのであります。
当然予算は切り詰めねばなりません。
「無駄を省く」これこそが県庁が取り組まなければならない基本であります。
ところがであります。
保健福祉部の新規事業の一つに野良猫等の避妊対策に約250万円が計上されております。
課長や部長の話しでは県内の野良猫等捕まえて避妊つまり、子供が産めないようにすると言うのです。
皆さん野良猫がそう簡単に捕まると思います?
飼い猫でも家の外ではとても捕まるものではありません。
実際、私の池田の自宅の庭に誰が捨てたのか、約20匹の野良猫がおりますが、エサを撒いてもまず人の気配があれば近寄ってまいりません。
追いかけてもとても猫は約5センチの隙間があれば、例えそこが石の下でも倉庫の隙間でも逃げてしまいます。そこら中に糞をするからフン害と言うのも解りますが、野良犬なら捕獲のプロがいても猫を捕まえるプロはおりません。
県の課長と部長はその野良猫を「私なら簡単に捕まえてみせる...」と言わんばかりに自信を持っておりますが、私はこれこそが机上の論議で具体性に欠ける、お天道様西へ西への全くの公務員、ぬるま湯体質、そのものだと考えましたが、そこは信じる県庁であります。
予算が決まりましたら4月の初めの10日間で野良猫をせめて50匹捕まえてくれるのを待っています。
勿論、私の前で捕まえる姿を見せて下さい。「部長」と「課長」さん
そして、もしもそれが実行出来ない時は頭を丸めるか、退職金の20%を返納するくらいの毅然たる対応を見せて下さい。
血と汗と涙の結晶である私達県民の税金であります。
それくらい大切に大切に使っていただかないければなりません。
例え250万円でも25〜28歳の若い人の1年間の年収であります。
ここは毅然たる対応でやりましょう。
部長と課長さん 誰かこのHPを見た人がいましたら必ず保健福祉部にお伝え下さい。
私は県民の税金は命の次に大切で、例えば250万円は公共工事なら2500万円の予算が組める場合も有る、大切な金額であると考えております。
次に県教育委員会であります。
少し前の高校入試でK高校では面接の時に聞いてはいけない事を質問したり、つるぎ町にある県立工業高校では合格している子供に不合格の通知を出したり、関係のない中学に高校の合格者と不合格者の生徒の名前を郵送したりして、あまりにも心のたるみが目立っております。
私も少々発言しましたが、教育委員会側に全く反省の気持ちが見られません。
例えば
来代:何故こんなミスが発生したのか。
教育委員会のS課長:いま調査中だから分からないし言えない。
来代:それはおかしい、もっと早く対応すべき本当に何も分からないのか。
教育長:現場に聞いてみると単純なミスで係員が封筒に入れるのを間違った。
その理由は子供の名前が難しかったからだ...皆さん、おかしいでしょ。
まず教育長が知っているのに課長は知っていてもいま分からないと答えて、何もかも隠しておけば表に出ないし、いちいち報告する事もない。
との権力の誇示かも知れませんし、県民そっちのけの答弁であります。
次におかしいのが生徒に対する気持ちであります。
不合格の通知をもらった子供の家庭はお先真っ暗で数時間は生きた気持ちはなかったはずであります。
もしもこの子供が将来の不安を感じて別の行動に走っていたら...と考えると心が凍りますが、今元気だと聞いて私は胸を撫で下ろしておりますが、県教委はまだ何の処分もしておりません。
試験をするものは試験を受ける子供の何十倍もの強い気持ちと何百倍もの緊張感を持ってこそ、初めて子供に受験させられるのではないのでしょうか。
教育長からは少しでもそんな気持ちが感じられましたが、どうも教育委員会から受ける雰囲気はどうもまだその重要さが理解出来ていないようであります。
まだまだこの他にもいっぱいありますが、3月8日と9日の委員会では私もあの手この手で発言して少しでも県庁の暗い部分を明るみに「出してみたい」と申しますか、とにかく権力に対して一言でも噛み付いてみたいと、いま資料を集めております。
とまあ、反権力と言う事でいろいろ考えておりますが、徳島の政治事情もこれから大きく動くかも知れません。
権力誇示者から一般大衆型へ、特にマニュフェストとやらは嘘つきの始まりであり、これからマニュフェストで嘘をついたら、そのマニュフェストを破ったものは失格との法律も絶対必要なのではないのでしょうか。
嘘をつくのは政党で、何時もだまされているのは一般大衆ではたまったものではありません。
そして皆さん最後に皆さんで考えて下さい。
政治家「国会議員に限ってます」はパーティをしない、派閥はつくらないと言う事で私達の税金から政党助成金を一人年間約1億円ものお金を取っていきます。
ところが民主も自民もパーティは止まるどころか増える一方であります。
法律をつくる立法の国会がこれでいいのでしょうか、欲から本来の姿へ...マスコミの皆さんも弱い県議会を社説等で「突っ込み不足」の県議会とか、県の発表と議会でも県が取り組むような記事を書く前に、どのような意見で県を質したが県が上手くかわした。
しかしその為に県民はこんな損をすると言った書き方とか。
徳島の為にと言いながらこれだけしか出来ない。
あるいは役に立っているのか逆に役に立っていないのか、国会議員の本質をもっと書くべきではありませんか。
マスコミの皆さんの勇気有る一筆が嘘の固まりのマニュフェスト等で世の中が逆に走ってしまう損失を少しでも食い止める事が出来るのではありませんか?
嘘のような真実、「虚像」より現実、それを知らしめるのはマスコミの使命ではありませんか?
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