代表質問



皆さん、3月 春がやって来まし...と言ってもまだまだ寒いです。 〜天候と湿度の不順が続きます。
お身体には十分気をつけて下さいね。

◎県議会も代表と一般の質問が終わりました。
私も久々の代表質問に立ちました。
とにかく、強い県方、弱い県議会ではありませんが、議会の質問と言うのは、県庁職員と打ち合わせをするたびに欲求不満の固まりになります。
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何故って、強い県庁がガードは固く、とにかく県庁職員は文章は難しく辞書を引かないと意味もよく解らない漢字を使って、一人で悦にいっているところが目立つんです。
質問する方は日本語で音声なんです。
これに対して、打ち合わせと言うのが、質問を通告しなければなりませんから、こちらがこの程度の質問で、といいますと難しい箇条書きの漢字ばかりを並べ立てて、これはこの程度のお答えとなるから難しいとかこれは他の議員が質問されるから難しいとか、とにかく弱い私達は質問する前からプレッシャーといじめに合います。

◎それを乗りきるのに時間がかかります。
大体の項目が決まるのが、知事の所信表明から2日後くらいです。
昔はかなり早く所信がわかっていたんですが、このごろでは当日まで隠している気がしてなりません。
これも議会が弱いからでしょうか。
そして項目が決まって、資料集めがまた大変であります。

でも県庁の中には優しい人もおられて、こんな資料があるとか、汚い文字だからタイプ打ってあげましょうと、声をかけてくれる人もいるんです。
しかし、いざ質問となってまいりますと、もう足はガクガク、頭真っ白、胸はドキドキで内容もお答えも気になりません。
数時間かけて作り上げた質問も途中にどんなに変わる事やら...。

◎知事のお言葉を受け、質問の頭につけたら、後がつながらず、それでも無理やりに修復工事を済ませる頃にはもう時間が押し迫ります。
それでも、汗を拭くひまも無く、はやる心臓を抑えて抑えて、早口に言葉がもぐもぐさせながらとにかく悪戦苦闘の1時間と5分でありましたが、以下、一応報告しますので読んでみて下さい。

私、来代はまず、

1 第十関はもう徳島市民からノーとの答えが出ている。
2 徳島県がやってくれといくら国に申し込んでも国がやる気がない。
3 県はまたこの話しを持ち出して徳島県内を再び政争の街にすると国からの他の予算にまで影響がでるのではないか。
4 そうなる前にオンリーワンの一つの重要案件、
第十関 950億円で、うち県費 160億円。
高速道路 徳島ー阿南間 1400億円、うち県費180億円なら、
この不景気の中、まず高速道路、徳島ー阿南間に重点配備をするべきだ。
5 第十関は今にも壊れると言われて来たが一昨年、昨年の台風でもびくともしなかった。
すでに多額の工事費を使って青石の護岸工事も終わっている。
6 高速道路は県益に欠かせないアクセスであり、まず地震の際にも救急活動に欠かせない。

このように質問しました。
これに対し県は今すぐ第十関をうんぬんよりまず、吉野川 新河川整備計画は吉野川上流の堤防工事に力を入れる。
次に高速道路の南進にも特に力を入れると、第十関の件につきましては県も真剣に考えていないと言うよりはあまり触れたくない、触れて欲しくないと言った、もう過去の話しだとした雰囲気でありました。

次に私、来代が
知事は少子化対策元年だと大見えをきっているが、その予算規模も小さいし、これと言った対策が見えない。
見えてもすぐにかからず、着手するのは今年10月からだ。
これでは知事の誠意が伝わらない。
少子化対策にはまず、若い人が安心して働く職場を作るべきだ。
そのためには会社側に責任を十分に担ってもらうべきだ、つまり今、徳島県は正規の職員率が日本一悪い。
だから突然の首切りリストラの担談が地方労働協議会に持ち込まれている。
県は適切に対処しなければ、若い人は子育てどころか自分たちの生活に追われ、これが少子化へいっそうの拍車をかける。
知事は真剣に対策に取り組んで欲しい。
口だけではものごとは動かないと強く追求致しました。
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これに対しまして、知事は雇用戦略として知事がまず先頭に立ってニート対策として、巣立ち戦略、つまり若い人に技術を取得してもらい、きちんと就職してもらう企業にも正規社員として雇用してもらうよう、色々な有利な条件でお願いすると言った前向きな対策に本腰を入れてもらう事になりました。

次に私は今にも夢が実現しそうな町村合併と県民局について言及しました。
私は合併すれば、町がうるおうのではなく、例えば三好市の場合、香川県の1/3の面積となる広大な都市となるが、人口は僅かに3万人余り。
しかも東祖谷から三野まで車で3時間。住民はどこの役場で何をしているか、判らない。
ハンコ一つもらうのに右往左往どころか、行政サービスが低下の一方で国の補助金を当てにしての駆け込み事業もすぐに国が法律を変えて合併後の旧町村は途方に暮れている。
もっと真剣な合併後の支援策に取り組んで欲しい。
また、県西部には合併したら、今にもコンベンションホールを建設してあげると言った悪魔の囁きがあったが、釣った魚に餌はやらないのか、支援策もコンベンションもどこかに飛んでいった。
果たして県と、国の誠意はどこにあるのかと追求致しました。
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これに対し、県は合併後の支援については国に約束をきちんと守ってもらうように強く働きかける。
県西部のコンベンションについては、新しく誕生する市長と町長と担談しながら詳しく煮詰めていくとかわされた気がいたします。
更に私がこの混雑の上、さらに西部県民局がやってまいりますと、県民はますます困る、つまり三好市と美馬市は約40キロメートル、列車は数時間に1本か2本、バスはほとんど動いていない。
県民は町村合併でも業務がどこで何をしているのかよく解っていないのに、更に難しくなる。
しかも県民局は観光課と観光対策に取り組む管轄の部と課もない。
一体知事は迷宮迷路へと導いていくのかと、強く質しました。
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これに答えて知事はあらゆる手段で県民に業務内容をきちんとPRする。
観光にも力を入れ、にぎわい交流課に観光対策をつけ、わかりやすい看板を設ける旨のお答えがありました。
でもこれは推移を見ながらキチンとやっていこうと決意をしています。

そしてこの後、私 来代は名前だけ市となっても、過疎地のお年寄りはやっと作った野菜や、果物はすぐに猪や猿、カラスなどにめちゃめちゃにされる鳥獣被害は都会の人に解らないくらい、怖くひどいものである。
しかも県は鳴り物入りで農道や林どうに取りかかっても30年経ったところで道路は部分だけの細切れ状態で使えない。
県は計画100点実行20〜30点だ。
しかもお年寄りが県立病院にやっとの思いで辿り着いても専門の医師がいない。
だから誤診が多い。
入院しようにもベットがない。
運良く入院できてもすぐに追い出されると、医師不足、技術不足、ベット不足を強く訴え、県に病院局を作ったから事業管理者をおいたからとか、表面上の対策で満足してはいけないと強く質問しました。
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これに答えて知事は農道はきちんと仕上げる。
予算も重点を決めて配分したい。
猪、猿、カラス等の鳥獣被害には被害対策室を設け、特に県西部をモデル地区として被害を最小に食い止めるよう万全の対策を講じる。
県立三好病院にはガンの救急医療体制を県で初めて設けるとか、自治医大から医師を招くとか、あらゆる手段を講じて過疎地の人が困らないよう万全の態勢を取るので、ご理解を願いたいとの答弁がなされました。

私はこのように、常に県民の視線で県民の気持となって一歩一歩あゆんでまいります。
しかし、それにしましても私は質問の最後に知事の続投をのぞむ声は日毎に強まっているのは事実でありますし、私達も力の限り応援はしますが、

1 権力に負けない、圧力に負けない。
2 日の当たらない、一般庶民に政治の光を当てて下さい。
3 その笑顔の下に決して冷酷な恐い顔だけは作らないで下さい。

公平で来るものは拒まず声なき声に耳を傾けて明るく前向きで夢のある県知事でいつまでもいつまでもあり続けて下さいとお願いして私の質問を終わりました。
次は委員会の模様をお知らせします。
なお天候不良です。お身体大切に....!

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