あっという間の今年です。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
もう10月、そして11月12月と何も考える間もなく、もう次の年がやってまいります。
大津波、原子力、とにかく戦後っ子の私ですが、『阪神淡路』『東北』『原発』ともうこの世のおしまいかと思う経験を致しました。
自民党の全盛時代、そして自民党の末期時代と "夏草や強者どもの夢の後"まさに盛者必衰と現象も見てしまいました。
おそらく次は民主党の三日天下ならぬ、民主崩壊と、どの党か判りませんが政党の戦国時代か、成り上がり政党の天下取りを見るかも知れません。
そんな中で毎日面白い手紙をもらうのでありますが、特に目立ったハガキをもらいました。
注釈:
コンプライアンス:法令遵守
これが誠か、それとも誤解かあるいは何かの手違いかは判りません。
ただこれに付きまして真実の事があれば、教えて下さい。
皆さまの情報を待っています。
そしていろいろ教えて頂ければ、この他にも来ているハガキやお手紙もそのままここに出してみたいと思います。
もう一回言います、内容についての取り方はいろいろあると思います。
判断はそれぞれの立場でお願いします。
私のところにある数十枚の中の一枚でありますので載せますが、別のハガキは特定の部(担当部長にはお見せしました、その部長はこんなの破ってくれ!と怒っていました)
悪口と筆頭の部の事を書いていますので、ここに出すかどうか迷っています。
さて、県議会の前に国会の話しでありますが、まず10月に入っても私は運動会と、いまだに続きます敬老会に参加する毎日であります。
県議は本当に真面目なもので、どこに行きましても県議と地元の市議の先生は来ておられます。
がしかし、国会議員の姿は殆ど見ません。(大体土日に集中しています)
まあ、お招きをしていないのにも関わらずどこからでもやって来て愛想をふりまき、相手構わず握手を繰り返していた笑顔の代議士はこの頃では電報さえも聞かなくなりました。
別の人も時たま見かけたと思ったらあっという間にもういません。
そう言えば時々葬式で知事さんの姿を見かけますが、いつも出棺まで見送っておられ、席を立ちたい私でもつい、知事さんより長く座るどころか、相手によっては法要にまで出かけてしまいます。
知事さんの人間性には多いに心を打たれ、私も出来るだけまねをしたいと、人の心にどうすれば感動をして頂けるか、勉強と言うよりは修行中であり、その時その場しのぎの自分の都合だけの議員になってはいけないと、まあ、一部の国会議員を反面教師にこれ又勉強中であります。
『マッチ一本、火事のもと。小指一本、首のもと』『急がば回れ、急ぐのは挨拶だけ。とにかく短く、短く』とこれ又心に言い聞かせております。
更に国会の自民党の役員人事がテレビでよく取り上げられておりますが、私の周囲の人の声は、もう民主党の小沢さんの話しとか、野田総理の財務省傀儡の増税のニュースは見たくも聞きたくもない。
なら自民に帰るとか言うととてもそんな気持ちになれない...
特に谷垣総裁の顔と喋りを見るたびに信頼出来なくなる。
更に中曽根さんがあの鴻池先生を幹事長にとの話しにはもうあきれ果てた。
一体今の自民党の状態が判っているのか。
もう政治不信は最高に達した。
今後政治のニュースになればチャンネルを切り替えると言う声が一番大きく聞こえてまいります。
中でも民主党の大幹部大臣が、私達の年金をカット、所得税を上げてこれからの国民いじめがはっきりして来たこの時に「東京電力の給料をせめて、公務員並みにして欲しい」と堂々と言い放つ無神経には皆さんかなり頭に来ておられました。
今、国民を痛めつける前にまず国会議員と霞ヶ関の給料をカットする。
あの高い退職金を何回もとり続ける、いわゆる渡り天下りを無くする。
国会の比例を無くするといった、国民いじめの前にやらなければならない作業を忘れてはいませんか、との声がだんだんと大きくなる一方でありますが、辛い事に日本は警察権力が強すぎて国への抗議行動は全部死刑にするぞと言わんばかりの締め付けでありますので、中国や韓国のように若さの行動や大衆行動が起きるはずもありません。
今の日本は共産国より言論統制がなされており、私達弱いものは黙って辛抱する以外手だてはありません。
しかし、これからの国民いじめはかなりひどいと思います。
こんな民主を作った責任は一体どこにあるのでしょうか。
さて、まともにやっていても弱い立場の県議会でありますが、つい先日代表と一般質問がありました。
中でもびっくりしたのが新しい人でも余裕があり、あの壇上で堂々としすぎている岡田理絵先生にはびっくりしました。
普通の人はまず、議場で質問に立ちますと、もう頭は真っ白でそれほど人の声を聞く余裕はありません。
岡田理絵先生がまず男社会をおさえて、もっと女性が頑張るべきであり、県はもっと女性を大切にせよ!との意見を出しました。
岡田先生は当然、女性の味方でありますから内容は至極、当然の事であります。
県の部長もこれに応えて今後女性をより大切にし、もっともっと女性の社会進出を図り、男性には其の女性の手伝いをもっとするべく指導をしなければならない旨の答弁を引き出されていました。
男性が弱すぎるのが今の時代で私は逆に男性がもっと頑張る社会が来なければ、ますます男性が弱くなり、とても女性に相手にしてもらえないと考える私が、せめて家庭内くらいは男性の力をもっと強めて欲しいとかけ声をかけ、議場は大笑いになりました。
ところがであります。
普通の議員はそんな事は頭に残らず自分の世界の中で質問を続けますが、そこは素晴らしい岡田理絵先生、堂々と私の方に『人は皆、家庭の事情が違うのでそれぞれの家庭で男が頑張るしかない!』とっピシャと決めつけられました。
この一言で議場はまたまた、お笑いの渦で殆どの人が私に『来代よ!もっと強くなれと岡田先生に決められたなあ!』
『やっぱ女房に世話になっとるから、お前は弱いんだろ!』と我が家の内情が全部バレてしまいましたが、途中県警の本部長だけは『いやいや、私の家庭も来代家と同じです。』と弱い立場の私を慰めてくれました。
私の家の事情がバレたのも、少々恥ずかしいところではありますが、あの議場のあの場面で堂々として余裕があり、しっかりとした質問で翌日の新聞の政治面の大半が岡田先生の発言の内容であった事にこれ又、びっくりして岡田先生の活躍に多いに拍手を送ったものでありました。
この他、委員会とかその他の先生方の質問にも素晴らしいものがありましたが、あまり長過ぎるのも良くないので後、5〜6日後にこの続きを書かせてもらいます。
寒くなります、お風邪等召さないよう心よりお祈り申し上げます。