2月逃げる、3月去る。
試案、思案、思餡
今時の過ぎるのがこんなに早い「なんでこうなるの」ではありませんが、あまりにも早い時の早さに戸惑いを隠せません。
さて、県議会の質問も終わりました。
私も3月1日に予定通り質問をしましたが、私の一言が特に注目を集めています。
ケーブルテレビの中継を見ていた皆さんでしょうか、激励のメールや「その通り」とするご意見が後をたちません。
その一言とは「長湯の温泉まんじゅう、カラスのほっかむり」と群馬県の温泉のノートにある有名人が書いていたエッセイから見つけたもので、薄皮まんじゅうが温泉に長く入りますと「餡(あん)」だけが残り、このまんじゅうを狙ってカラスが泥棒、つまり「ほっかむり」をしますと、クチの先だけが残り、その落ちは『ゆうだけ』『案だけ』『口先だけ』となり、なにか今の計画倒れと言いますか、計画100点、実行30点の徳島県庁でしょうか。
それともそんな徳島県庁にしては困りますヨ、となぞを投げかけたのであります。
それがマスコミの耳に留まり、ついには徳島新聞の「こちらデスクから」に取り上げられました。
それを見た皆さんや私の質問をケーブルテレビで見ていた人が「あっ」「なるほど」と思ってくれたのでしょうか。
私の携帯やブログのメールへ『よく言ってくれた』『その通り』『これからも県を監視していい方向に引っ張ってくれ』と言った、励ましのような使命感のようなお言葉が多いですね〜。
それだけ県の発表と現実が違うのでしょうか、それとも県が言う割には満足の実感が肌で感じられないのでしょうか。
この辺りが今、徳島の進むべき道に注目しなければならないと思います。
まあ、私の質問をここで整理してみます。
知事は今回の所信表明で「助かる命を助けて、数々の対策委員会や検討委員会を開き、300を越えるご提言をいただいたので今82億円の予算をつけた。今後、減災防災に全力を掛ける」と言った今後の方針を打ち出したのです。
ところが皆さん、これだけ言ってくれる中に早明浦ダムとか池田ダムの決壊に備える予算どころか、今後の対策は何も入っていないのです。
それどころか池田ダムなどが築40年を越えているにもかかわらず「ダムは60年は安全だ!」とかあれは「国のものだから県に関係ない」と完全に逃げていたのです。
そこで私は「コンクリートが60年保つのなら吉野川大橋は何故壊れたのか、コンクリートは60年保つのはただのメーカーの話しだ」と前置きして更に言い続けたのです。
「知事さん、国民と県民の違いはどこにあるのですか、ひょっとして連坊さんが仕分けをしてくれたのですか? 知事さんが言う助かる命を助けると言うのなら、私達池田の人間は助からない命に入るんですか。例え持ち物が国と言うのなら何故国にきちんと対策を申し込まないのですか。何故、避難の道や防災会議を開かないのですか」等等県の姿勢を追求しました。
それに対して県は、と言うよりは知事さん本人が「きちんとした対策を即、考える」「国に対しても毅然たる態度で対策を申し入れる」等々のお答えをいただきましたが、県は私の話しに対して、まず責任逃れの話をして来ますし、その心の内は県西部に関して『我、関せず』感が強かったですね。
その証拠に、私が委員会で「助かる命を助ける」と言うのは余りにも権力的だ。
そう言うのなら県民の大切な命を守るとか、災害の死亡者、犠牲者をゼロにする為と言い直して欲しいと訴えたのにも関わらず県土整備部の偉い人はこれが本心で文言は変えない。
助けるから助けるのだと言い放つのであります。
私はここに県のおごりがあるものだと思い、権力に逆らい続けましたが、私の力は弱いもの、いつも叩かれ、いつも踏みつけられていますが、質問の最後に私は怒りを込めてお伺いをしたいが、気の弱い無口な来代ですし、人柄の来代ですから、おそるおそる伺いますと小さい声で伺いましたが、やっぱり知事は違いますね。
きちんと自分の言葉で堂々と私の言い分を全部認めて即対応すると答弁してくれました。
やっぱりリーダーと責任逃れの県幹部と言うよりは何もする気のない公務員を感じました。
次に私が取り上げたのは県教育委員会の余りにも酷い教育行政が私は許せませんでした。
今月7日、8日に高校の入学試験があるんです。
子供達は皆さん、力の限り今、寝る時間も惜しんで受験勉強をしているんです。
まさに15歳の地獄、子供達の心を無視するかのように、県教育委員会は徳島新聞のトップ記事として県立三好高校と県立辻高校を池田高校の分校にすると発表したのです。
勿論、私達地元の県議にが何の話しもありません。
PTAとか同窓会がいいから分校にせよと言うはずもありません。
子供達が一生懸命勉強して入る高校が分校なんです。
これまで数万人の人が自信を持って学び、自信を持って育てて来た高校なんです。
池田高校の分校と言うのはそれだけ池田高校が偉いんですか。
皆同じように伝統があり同じように特色があるんです。
しかも高校の授業料が全部タダなんです。
国が出してくれるんです。
今県教委は教師の数が余っているんです。
教室だって余っているんです。
何で今学校を潰すんですか。
なんで分校にするんですか。
皆さん、これこそが教師と言うよりは教育委員会のおごり、高ぶりで、昔の教師聖職論そのものなのです。
私は心から怒りをもってと言いたいのですが、静かに静かにここを追求し、教育長も来代議員の怒る気持ちはよく判ります。
両校の分校の名前は撤回しますと大きな声で答えてくれました。
まあ第一段階は終わりましたが、私は池田高校の名前を除けて、例えば三好実業高校とか、三好辻総合高校とか言った新しい学校か昔の名前そのものを残すのが一番だと思い頑張ってまいりますが、皆さんの声や皆さんの気持ちを無視出来ませんので、またご意見があれば教えて下さい。
(ちなみに私は池田高校の卒業生ですが、そんなに池田高校が偉いとは思いませんでした)
私の事ばかり書いていますので県議会の話しはまた、来週続きを書きます。
いま国では野田ずるい首相と谷垣ドラえもんのび太総裁が秘密に会って、増税を話し合ったとニュースでいっぱい取り上げられています。
私のツイッターにも民主系の人達が増税やむなしとまるで今の民主の増税が当然と脅して来ます。
しかし皆さん、その前にやる事があるでしょう。
例えば国会議員の給料を下げる、公務員の給料も下げる。
国会議員の年間1億円の助成費は止める。
飛行機やJR他、交通機関の無料乗り放題は止める。
大国となった、中国やインド、石油の金持ち国への経済援助の名目の無駄遣いを止める。
こんな増税を前に国会議員や公務員の特権を少しは減らしてからの増税論議と思いますが、違いますか。
もう強欲な電力会社が嘘の赤字を言い始めました。
国会議員は電力会社にパーティ券をいっぱい売りつけています。
徳島でもパーティが6回〜8回ありました。
大体が一人1万円、つまり億を超すお金が政治家と称する人の財布に入っているんです。
行きたい人のパーティは惜しくはありません。
しかし大半は行きたくない押しつけのものです。
だから、まず国会議員は心から来てもらえるパーティをする為にもここは初心に戻り、国民の為の政治を考える時ではありませんか。
金儲けばかりを考える国会議員を止めさせるのも私達有権者の責任でもあります。
皆さん心を一つにして頑張りましょう!
さて、谷垣のび太君、貴方は野党のリーダーは無理なのと違いますか。
野党と言うのは生活に喘ぐ人々の心を知る最高で最大のチャンスなのです。
今の貴方はまだ、権力者で常識的で攻めを何も知らない、いわば大会社の息子の中でも責任のない二男か、三男ぐらいのものです。
貴方のまわりにはいろいろ意見を言うのがおります。
その大半は財務省の勝何とか言う、日本の悪の国民いじめ、そのものからマインドコントロールされていると言っても言い過ぎでない人の指示通り動いているのと違いますか。
今国民が維新の会やみんなの党に心が飛んでいるのは貴方に愛想を尽かしているんです。
自民党が健全野党でなく権力者の傀儡になる...
そんな気がして怖いから、自民党の人気が上がらないんです。
野党でいいじゃないですか。
そのかわり国民の気持ちをもっと知って下さい。
増税を喜ぶ前にする事をする。
国民は税金のアップに耐えられる力はもう無いんです。
増税やむなしはお金持ちか国民の税金で食っている国会議員も含めてごく一部の権力者なんです。
今こそ、国民の目線で国民の為の政治家が待たれているんです。
最後に私もこれから先、県民目線の政治、いやいや元々一般庶民の来代でありますから、今のまま、まっすぐ突き進みます!