脱原発デモ:「さよなら原発」 福岡で2500人
毎日新聞 2012年09月24日 西部朝刊
脱原発を訴える「さよなら原発!福岡集会」が23日、福岡市であり、デモ行進などに約2500人(主催者発表)が参加した。政府が「30年代の原発稼働ゼロ」を掲げるエネルギー戦略決定後、福岡県内での大規模集会は初めて。
デモ行進は同市博多区の公園を出発。楽器を打ち鳴らしたり「原発いらない」「電気は足りてる」などと声を張り上げながら九州電力本店まで練り歩いた。
小学5年の長女や親戚の子供らを誘って計10人のグループで参加した同市東区の介護ヘルパー、綿貫康代さん(42)は「子供たちに、原発に対してさまざまな意見があることを肌で感じてもらおうと連れてきた」と語った。