'12/9/27
玉造温泉駅 装い新た
玉造温泉街の玄関口、JR玉造温泉駅(松江市玉湯町)が26日、リニューアルオープンした。10月に始まるJRグループの観光宣伝事業「山陰デスティネーションキャンペーン」に向け、JR西日本米子支社(米子市)が改修を進めていた。
駅舎は一部鉄骨の木造平屋約220平方メートル。「神々の国」のイメージを生かし、木目調の外壁と緑色の鋼板製の屋根で、神社風の外観に仕上げた。
1988年以来の改修で、工事費は約4千万円。松江市も約1700万円かけ、新たに公衆トイレを設けた。
同駅前であった記念式典には市や地元関係者たち25人が出席。玉造温泉旅館協同組合の皆美佳邦理事長は「近年は公共交通機関の利用が増えており、情緒ある駅舎は玉造の印象の向上につながる」と喜んでいた。
市は2013年度末までに駅前広場の整備も予定している。
【写真説明】リニューアルオープンしたJR玉造温泉駅