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スキマスイッチ 2人の思いは
9月27日 22時20分

スキマスイッチ 2人の思いは

「全力少年」などのヒット曲で知られる人気ユニット「スキマスイッチ」の2人が、ベストアルバムの発表などにあわせてNHKのインタビューに答え、来年デビューから10年を迎えるこれまでの音楽活動などについて、思いを語りました。

スキマスイッチは、ボーカルの大橋卓弥さん、ピアノの常田真太郎さんの2人組のユニットで、「奏(かなで)」や「全力少年」、「ボクノート」などの曲で若い世代を中心に幅広い支持を集めています。
2人は来年、デビューから10年を迎えますが、インタビューの中で常田さんは、一時期の曲づくりについて、「周りのスピードが速すぎて、曲のリリースの作業中に違うリリースの話が来たりなどして2人が別々になり、例えばわたしがアレンジの仕事をしてるときに、大橋は歌詞の仕事をしているとか、分けて対応するしかなかった」と話しました。
売れれば売れるほど忙しさが増し、納得いくまで自分たちの音楽を作り込むことができなくなったということで、大橋さんも、「このままこういうスタイルで『温度感』も無いまま曲は作って、という形でやっていくのが嫌でした」と話しました。
先月発表したセルフカバーのベストアルバムは、原点に帰って曲作りをしようと2人だけでレコーディングに取り組んだもので、徹底的に議論して、スキマスイッチの音を追求しようと考えたということです。
大橋さんは「作るものにお互い妥協しないので、どちらも譲らないときは『また違うものを作ろう』となるときもありますが、それがあるからこそスキマスイッチというカラーを作り出せるのでは」と語りました。
そして「2人組といっても『他人』なので、相手に何か言うことはお互いたいへんです」と話しながら、「そこをやっていかないとプロとしてやっていけないし、それができると、より音楽が楽しくなる気がします」と話していました。
スキマスイッチは来月下旬から、すべての都道府県をまわる全国ツアーを開催する予定です。

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