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今回は主人公視点ではありません
なん…だと…
今日は「雷神」の発表日だ。
私の部下と確認をしに行く。
倉庫の明かりをつければ、黒い機体が見える。

部下の林は、燃料を「雷神」に入れていた。
すると、燃料を入れ終わった「雷神」がピッと反応した。
林が驚いていたから、人工知能があることを教えてあげた。

「もしかして、喋れますかね」
「それは無いだろ」
「無いんですか…」

さすがにそれは無いと思うぞ林。あったら凄いことだ。

『そこの二人、聞こえますか』

これはびっくり。喋りやがった。これは、驚きだ。報告をせねば。

「おい、林」
「はい」
「確認は終わったし、基地に戻るぞ」
「了解です」

雷神には悪いがここは無視をしよう。後で謝らねば。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

――基地司令部――

「それは本当のことか?」
「はい、確かです」
「それは、誰にも教えるな。マスコミはもちろん、総理にもだ。今から機密事項にする」
「わかりました」

敬礼して、部屋から出る。黒田くろだ 水谷みたに司令官は今回の件で驚愕の表情を浮かべていた。司令官でも信じられないことがあるのか。

とりあえず、雷神に喋るなと伝えねば。

発表まで4後時間


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