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警告
この作品には 〔残酷描写〕
〔15歳未満の方の閲覧にふさわしくない表現〕が含まれています。
15歳未満の方はすぐに移動してください。
苦手な方はご注意ください。
浴槽
作者:黒うさぎ
風呂に入っていた。
頭を洗い、体を洗い、さて湯船につかろうか、と浴槽に目を向けたとき、
とんでもないものがいた。
灰色の赤ちゃん。目が合った。
まるでお地蔵さんのような感じだった。
慌てて風呂から飛び出し、母親に報告しようとしたが、声が出ない。
まるで魔法でもかけられたように、発声できない。
ジェスチャーで一緒に来てくれと母に伝え、風呂場に走った。
もうなにもいなかった。
声が戻り、一部始終を話した。
母親はいつまでも笑っていた。

日常の姿
ツイッターによくいるキ○ガイみたいで話通じなさそうな人に
冗談でコメント飛ばしたら、返答がごくごく普通の一般人でびっくりしたな

相手 宇宙からの飛来、電磁波による人体とアメリカ国への影響はヨミシンの~うんぬん
自分 こんにちは。好きな食べ物はなんですか?
相手 はじめまして~!そうですね。自分はよくとんかつ食べに行きます。名古屋駅の近くの店がうまい!
相手 自民党はハジャ覇に犯されて洗脳されている、日本人ならば彼らの暴虐をとめ~うんぬん

みたいな
嵐と呼ばれる人たちも日常ではわりと普通に学生や
会社員やって、仕事引き受けたりしてるのはほんのりホラー

道案内
ちょっと長くなるかも
これまだ私が小学校低学年くらいの時の話。

たまたまその日、一人で下校してたんだけども
田舎だからなのかもだけど通学路はほとんど人が通らないような道だった
しかも砂利道(今は普通に道になってるけど)
まぁ、明るかったし別に怖くも何ともなかったんだけど。

普通に道を歩いてたら前から車が来た。
砂利道だったけど割と幅のある道だったから特に警戒してなかったんだけど
その車私の前で止まって『ここの近くに病院ってある?』と尋ねてきた。

多分30~40歳くらいの男性。
私は普通に『あのコンビニ曲がるとありますよ』みたいに普通に答えた…と思う。
そしたらその男の人が『いやぁ、蜂に刺されて腫れちゃったんだよ~』と笑ってちょっと雑談をした。
『すごい腫れちゃったんだよ。見る?』と言われて手招きされた。
まだ小学低学年、好奇心で男の人に近づいて、車の窓から男の人が指差す方を見ると

男性器。

『触ってみる?』とも言われましたけど
なんか相手するのが面倒臭くなって『いえ、いいです』と断ってその場を立ち去りました。

あの時は何とも思わなかったんだけど
今思うとあの人、男性器丸出しで医者行ったのかな…。
もしそうなら洒落になんないなと思って投稿しました。

変態
変態さんのお話なら、一つ洒落にならないものを。

もうずっと昔、私が小学生の頃、友達と3人で
学校から帰っている途中で露出狂に出くわしました。
黒っぽいコートで、下は裸という典型的なアレですが、
当時小学校4年だった私はビックリ+怖いで固まって
しまい、友達の1人は俯いて震えていました。

変態は確か「触ってみる?」とかなんとか言ったように
思いますが、細かい部分は忘れました。問題はその直後。
もう1人の友達がおもむろに「触っていいの?」って言ったんです!
彼女は私が止める間もなく変態に近づきました。と、その瞬間、

 「ギャ!」

という声がして、変態がうずくまりました。
そして、彼女は私達の手を引いて「逃げるわよ!」と走り出しました。
後から話を聞いてみると、どうやら彼女はネームピンを外して、
変態のアレに触るフリをして突き刺したそうです。

私達の中に彼女がいなかったらやばかったかなぁと、
今でも思い返すと肝が冷える体験でした。

幽霊神社
俺のオカルト好きを知ってか知らずにか
あんまり仲良くもない友人Aが話しかけてきた

仲良くないどころか、そいつの彼女横取りしたから
かなり気まずい(Aにはバレてない)

A『俺、○△神社で幽霊2回見たんだ
 おまえ、近所だろ夜中の1時に絶対行くなよ』

怖がりのヤシなら、それを聞くと昼間も避けるんだが
俺はというと、行きたくて行きたくてウズウズしてた

四方を山に囲まれたような神社で
入っていくには4、50段の階段登るしかないんだが
俺は林の中を突き抜けて下る獣道にもならないルートを選んだ
勝手知った道だし、霊を隠れてみたかったから

時計を見ると、20分前
『早く来すぎたかな~』と辺りをよくみると
階段を登ってきたら着く場所の側に人影がある

『霊キタコレ~』とよーく見てみると
包丁持って隠れたAだった

光市母子殺害事件
精神的に幼い(12歳程度の)F田が、粘着テープとカッター持って
水道屋の作業服着てコスプレをしてピンポンダッシュして遊んでたところ
前から目をつけていた奥さんのところに偶然入り込んで

死んだ母ちゃんに似ている感じがしたから
母親の体内に回帰したいという、赤子のような心情が高まって
何やっても受け入れてくれるよねー、と思って押し倒して
そしたらなぜか抵抗しやがるから強く首を抱きしめたところ動かなくなって

じゃあ胸はだけたら恥ずかしがって起きるかなと思ってブラはずして
それでも起きないからいつ読んだかも買ったかも覚えていない小説に
精子を注入すれば生き返ると書いてあったからマ○コにチ○コ突っ込んだんだけど
途中赤ん坊が泣いて俺を嘲っているような感じだったので

あやそうと抱いたら2回ほど落っことして
それでも泣き止まないからちょうちょ結びしたら泣き止んで
それから生き返れと精子を注入して
一発抜いたらすっきりして、見渡すと赤ん坊も死んでいたので

押入れに入れればドラえもんがなんとかしてくれるだろう、と押入れに押し込んで
ようやくパニックになったから粘着テープと彼女の財布を間違えて持ってきてしまって
財布に入ってた地域振興券で遊んでいた。

個室のベル
怖い話とは言い切れないが、俺が居酒屋でバイトしていたときのこと。

夜は居酒屋、昼間は普通にご飯食べるところってな感じの店で、俺は昼夜問わず働いてた。
店は昼の11時から開くんだけど、すぐにお客さんが入ってくるってことは無くて
しばらくの間パートのおばちゃんと暇ですねーなんて雑談してた。

俺が働いてた店は店員呼ぶときにピンポンってなるベルみたいなのが各個室に置かれてる。
ピンポーンって押されればその個室の番号(1番の個室なら1、4番の個室なら4)が
電子掲示板みたいなのに番号が点滅する仕組みになってる。

ピンポーン・・・・・・・・・

「ただいまお伺・・・え?」
思わずパートのおばちゃんと目を見合わせた。だって鳴るはずが無いんだ。
客は誰も入っていないし、ベルだって結構しっかり人が押さないと反応もしない。
その日出勤だった人は全員同じ場所にいたんだから。
「・・・一応、見てきますね」
 
"14"

掲示板にはその数字が示されていた。
個室を見に行っても当然人はない。変だなーって思いながら俺はおばちゃんたちのところに戻った。
「誰もいませんでしたよ」
「今の、14じゃなかった?」
「え?なんで分かるんですか?」
俺はどこの個室でした、なんて言ってない。
「この店、たまにあるのよ。決まった個室なんだけど、誰もいないのにベルが鳴るの」
「その個室って」
「14」

14の他にも36という個室、そしてその個室の近くで女性の霊らしきものを見た人もいるとのことだった。
未だにあの個室のベルは鳴っているのだろうか・・・・・。

初雪の山
初雪の山は登ってはいけない、

そういう話しを仲間内でよく聞いたが、滑りやすくなるからだろうと思い
バカにしてた知り合いは命の危険に晒された。

彼は登山歴3年くらいの経験の少ないアマだったが勝気な性格で人に頼ったりする事が嫌いだ
なんでも1人でするタイプで、そのときも一人で冬山を登っていたが、初雪が降り始めていた。
積もったのは数センチだったので彼は当初の計画通り登り続けた。

雪のせいで登山道が分かりづらくなった彼は慎重に登り始めたが不安になりだした。
道を探しながら歩いていると、足跡があることに気づいた。 彼は喜んで胸をなでおろした、
「この道で間違いないんだ」またいい調子で歩き始めた。 だが、その足跡に気になる点があった
靴の足跡ではない気がする、少なくとも登山ブーツではない。明らかに細すぎるし小さい。

そのまま足跡を頼りに登り始めた、周りの景色が少し違うなと3年の経験で感づき始めた。
登山道というより獣道に近く、岩もごろごろして雑林も増えてきて歩きづらくなってきた。

彼は、その足跡の不気味さも気にかかっていたので、引き返すことにした。
かなり辺りも暗くなってきて、彼は焦りはじめた。
急いで自分の足跡を頼りに下山していると、異変に気づいた。

あの細い足跡が増えている。。。登っているときは1人だけの足跡だったが今は数人ある。
少なくとも今は3人の足跡が見える。しかも、よおく観察してみると裸足の足跡のように見えた。。
それに気づくと背筋がゾクゾクして恐怖に襲われた。自分を裸足のなにかが後をつけて来てた。。。

しかも登山道ではない。その時、彼は知り合いのベテラン登山家の言葉を思い出していた
「初雪の日は登山してはいけないよ。見てはいけないものが見えちまう。
普段は見えないものが、雪のおかげで見えることがあるんだ、それは命取りになるから」

彼はパニックになりつつあった、暗くなり始め、得体の知れない裸足の足跡、確実に迷ってる。。
彼は足早に足跡を頼りに下山を始めたしかしいくら歩いても登山道には戻れなかった、
もう完全に日は落ち足跡も見分けがつかなくなった。

遭難

頭にその言葉が浮かんだが、今日中の下山をあきらめ野宿すると決断した。
野宿の準備をしていなかったので装備の中で使えそうなのは、
アルミ箔のような保温カバーとマッチくらいしかなかった。
彼は風がしのげる大きな岩の下で野宿をする事にした。

かなり冷えるが雪の降った後で穏やかな夜だったので
凍死の心配はなさそうだったが念のため眠らない事にした。
おちついたところで足跡の事がふと頭に浮かんできた。
「あの足跡はだれのものだろうか。。他のシカやウサギ、イノシシだろうきっと。。」
彼は自分の気をごまかすように、小動物の足跡だと解釈するようにしていたが。。

眠らないように頑張っていた彼はついうとうとして、眠ってしまった。
彼は物音で目がさめた、それは何かが雪の上を歩く音だった、ザクッ。。。ザクッ。。。ザクッ。。。
その音は岩の後ろから聞こえていた、 勝気な彼は小動物だと思い追い払おうと大声を出した
「コラッ!!」 怒鳴っると足跡は遠くえ逃げていった。「やっぱり、イノシシか。。」

数十分後また足跡が遠くから聞こえてきた、
ザクッ・・・ザクッ。。。ザクッザクッ。。ザクッザクッザクッ。。 今度の足音は違った
1人の足音じゃない。。。仲間を連れてきたんだ。。。。 さすがの彼も恐怖を感じた。

「コラッ!!」もう一度おもっきり怒鳴った。
足音は止まったが、少しするとまた進み始めた、こっちに向かってきてる
もうココまで来ると、奴らが人間だと思わずに入られなくなった。
数人の人間がこっちに向かってきてる。。 彼は今までにないほどの恐怖に襲われた。

体育座りをして目を瞑って祈り始めた、特に宗教には入っていなかったが
子供のころ祖父や祖母が念仏を唱えていたのをかすかに思い出しながら
保温カバーに顔も入れて外を見ないようにしながらひたすら、めちゃくちゃな念仏を唱えた。
足音はまだ聞こえてる。

どんどん近くなってきてる。 ザクッザクッザクッ。ザクッ
夜中その足音は続き、まるで彼のまわりをグルグル回ってるかのようだった
彼は一睡もできず半狂乱で念仏をとなえていた、朝が近くなり徐々に明るくなってきたのが分かった。

足音は次第に遠くになってきていた、彼は安堵した。 日が昇ったのがわかった、
足音も完全に聞こえなくなり、彼はおそるおそる保温カバーから顔を出してあたりを見回すと愕然とした。

周りには何十もの足跡が残っていた、しかも裸足の足跡が、彼は疲労困憊でその足跡を眺めていた
あまりの恐怖に何も考えられなかったが、荷造りを初めて下山を始めた。
30分も歩くとその足跡は途中で消えたが、少し歩くと登山道の標識がすぐに見え無事に下山した。
精神ともに衰弱しきった彼はこれを最後に登山を止めた。

気配
死ぬほどじゃないけど、怖かった話していい?

俺が子供のころ住んでた平屋での話なんだけどさ、
一人で家にいて真ん中の部屋で本を読んでたら誰か帰ってきたんだよね。
うちは鍵は開けっ放しの家でさ。でも田舎だし全然大丈夫なんだよ。

近所の人は、入口でお~い居るかぁとか言うから、黙って家に入ってくるのは家族しかいないわけ。
この日も黙って入ってきたんだけど、足音が男の足音でさ。
で、うちは男はアニキか親父しかいないんだけど、どっちでもないんだよ。

でもどっちかしかいないから、まぁどっちかなんだろうと無視してたわけ。
で、その入ってきた男は、台所へ行って冷蔵庫あけて、更にごはんよそったりして、
それを持ってこたつのある部屋、、、

俺がいる隣の部屋に行って、テレビをつけてごはんを食べはじめたわけ。
お茶碗とかを置いたりする音や箸の音もする。
で、暫くたってテレビ観ながらごはん食べてた男がテレビが面白かったのか大笑いした。

あははははははは

聞き覚えのない笑い声。アニキでも親父でもない男の笑い声。

えっ、と思って反射的に襖をあけたんだよ。
そしたら、そこには誰も居なくて、お茶碗もないしテレビもついてない。
そもそも、人の気配自体が全くなかった。

ちょっと前でも人がいたなら、なんかしら分かるもんだけど、
人の居た気配ゼロどころかマイナスな感じで、
そのあまりにも無な感じがめちゃくちゃ怖くて大急ぎで家を出て、
家族が帰ってくるまで、暗くなってもずっと家の前で待ってたことがあった。

未開の藪
多少フェイクも混ぜるが、事実の話
グロ嫌いな男性は閲覧しないでスルーして下さい

とある○○官の男性が、仕事で山へ登ることに。
夏の山、ほとんど未開の藪を掻き分け、…別段、怪奇現象もなく無事帰還。
だが、戻ってから体調がおかしい。
具体的には、男性器。痒い、というか痛い。
一応、完全防備のつもりだったんだがな。さては、休日に行ったごにょごにょか?
と思いつつ、最寄りの病院へ受診。

「あー・・・これは、ダニ、ですね」
ダニですか?
「ええ、あなたの尿道の中にダニが住み着いています。おそらく、ヤマダニでしょう」

自分の大事な息子に、と青ざめる男性に、医者の追い打ちの一言。


「切開になりますが、よろしいですか?」
おもっくそ切り開いたとか。

合宿
不可解な部分もあると思いますが、全て本当の話です。

中学生の頃、俺は運動部系の体格に似合わず、吹奏楽部に所属していた。
約40名の部員のうち、男子は自分を含めてたった3、4人しかいなく、俺はクラリネットを担当していた。

夏休みになってから、県大会へ向けて強化練習合宿をすることになり、
山にある宿舎で1週間の合宿が始まった。
宿舎にはクーラーがなくて異常に蒸し暑く、
しかも窓から虫が入り込んでくることがしょっちゅうあって、環境はかなり悪かった。
それでも何としても県大会で好成績を収めたかったので、皆で我慢して練習を頑張った。
そして、あのおぞましい事件は合宿5日目の夜に起こった。

その日の夕方の練習が終わってから、部員全員で宿舎の近くにある湖で花火をすることになった。
同じパートのS子が、「虫に刺されるから」という理由で、どうしても花火に行きたくないと言うので、
仕方なくS子を置いて湖に出発した。

S子の友人であるA美、K恵と一緒に湖への道を歩いていると、
突然A美が、「やっぱりS子も連れてこようよ」と言い出し、宿舎に引き返すことにした。

宿舎へ戻ると、A美は個室に行ってS子を呼んだ。しかしS子がいない。
3人で手分けして宿舎を探してみたが、S子はどこにもいなかった。
どこかですれ違ったかもしれないと思い、再び湖に向かった。

湖に着くと、すでに花火が始まっていた。そこでもS子を探してみたが、やはりいなかった。
顧問の先生にS子がいなくなった事を言うと、S子は確かにさっきまでここで花火をしていたという。
俺は少し不思議に思ったが、とりあえず3人で湖の周りを探してみることにした。

湖のボート乗り場までやって来た時だった。
何気なく向こう岸を見ると、S子らしき人間が湖のほとりに立っていた。
「おーい、S子!」
A美とK恵が大声で叫んだが、向こうは何の反応もない。

俺はよく目を凝らしてS子の方を見てみた。
向こう岸までやや距離があり、しかも暗くて視界が悪かったのではっきり見えなかった。
・・・しかし、ドーン!という大きな打ち上げ花火の音と共に、湖が鮮やかに照らし出された時、
俺たちはS子を見てぎょっとした。

確かにそれはS子だった。彼女の着ている白のワンピースには、はっきりと見覚えがあった。
だが、S子の顔は信じられない程グシャグシャに潰れていた。
血だらけで、目や鼻、口の位置が全くつかめない。

それが本当に顔であるかどうかも分からない。
まるで顔面だけミンチにされたかのようだった。
「イヤァァァァァ!!!」
A美が叫んだ。K恵は涙をこぼしながらただ震えていた。
S子はグシャグシャの顔面をこちらに向けたまま、もはや存在しない目でこちらを凝視していた。

顔はないのに、俺たちの方を見ているという事だけは分かった。
その時俺はあまりの恐怖で、2人を湖に置いたまま森の方に逃げ出してしまった。
全て忘れて、ひたすら全力で走っていた。
皆が花火をしている場所まで戻ってくるのに、5分と掛からなかったと思う。
その時の俺は完全に気が動転していたので、今でも皆に何を喋っていたのか覚えていない。

少し落ち着いてから、俺はA美とK恵をボート乗り場に置いてきてしまったことを思い出し、
それを伝えて、部員全員でボート乗り場まで探しにいくことになった。
部員はみな半信半疑で、冗談を言う人も多かったが、顧問の先生だけは険しい表情だった。
部員が「本当にS子どうしちゃったんだろう」と先生に訊くと、
先生は「きっと大丈夫だ・・・顔がグシャグシャってのは、いくら何でもあり得ないよ、はは」
などと軽く笑いながら言っていたが、顔は引きつっていた。

部員全員で湖の辺りを探したが、結局S子は見つからず、
ボート乗り場で倒れているA美とK恵だけが見つかった。
その日は夜も遅かったので、そのまま宿舎に引き返すことになり、S子の行方は分からずじまいだった。

次の日になって、顧問は警察を呼んで、湖周辺を捜索してもらったところ、
信じられないことに、ボート乗り場の近くの水の底から、S子の死体が見つかった。
しかもどういう訳か、死体の首は、鋭利な刃物で切り取られたかのようにして無くなっていたそうだ。
突然の出来事にうろたえ、泣き出す部員がほとんどだった。

部員には警察からの質問がいくつかあったが、
「最後にS子さんと接触した場所はどこだったか」という質問に対しては、
ほとんどの部員が宿舎と答えたが、
先生も含めて5人は、花火をしている時に湖で見たと答えた。
しかし、5人とも彼女と直接話したりした訳ではなく、ただ姿だけを見たと言うのだ。

合宿は中止になって、部員達はバスで学校に戻り、そのまま解散ということになった。
警察はこの出来事を殺人事件として調査を続けたが、
結局その後、湖では何も見つからず、事件の真相は謎のままだった。
A美とK恵は精神的にまいったせいか、夏休みが終わっても部活どころか、学校にすら来ることはなかった。

そしてある日、顧問の先生に呼ばれて、こんな話を聞かされた。
あの日の夜。先生は花火をしている時にS子の姿を確認しているが、その後見失い、
しばらくしてから、湖の向こう岸にいる彼女を見たそうだ。
その時は花火の光もあり、何かの見間違えだと思っていたそうだが、
向こうにいたS子の顔面は、赤ペンキで塗りつぶしたかのように真赤に染まっていたという。

毛糸の塊
私の実家は東北地方の小さい村にあります。
家は田舎ならではというか結構大きく
敷地内には倉まであって今思えばかなり裕福な家庭だったのかもしれません

その倉なんですが、小学生の頃よく親に隠れて中で友達と遊んでたりしました
ある日、2人で中の骨董品をいじっていた時に変な物を見つけてしまったのです。
大きさは大人のコブシぐらいで、黒い毛糸が絡まったボールのような物で
何であるかはよく分かりませんでした。

汚らしく、興味も無い私は元のソレを場所に戻そうとした時
友達の一人が何故か興味示したみたいでソレを私から取り上げ
投げて遊びだしたのです。その瞬間世界が暗転しました

気がつけば私は病院のベッドで寝ていました。
後日、親に状況を聞くとどうやら友達2人と川遊びをしていて流されて溺れたみたいで
一緒に居た友達の一人は亡くなっていたみたいです
その時はさっき見ていたのは夢だと思っていました。

退院して、親に付き添われて亡くなった友達の家に行った時
仏壇を見て驚きました
お供え物の横に一つだけ明らかに異様な物があ死んで詫びろったです

それは、夢で見たあの黒い毛糸の塊で
友達の両親いわく、亡くなった時にポケットに大事そうにしまっていたそうです
私は急に怖くなって親の顔を見ると、何故か親のかも険しくなっていました

帰路につく途中親が突然、私に問いただして来ます
倉を中の物に触ってないかとか色々と聞いてきました
私は正直に夢で倉で遊んでいた事話しました

親は険しそうな顔をしていましたが、その場はそれ以上何も聞いてきませんでした

それから20年近くたった最近になってあれは何だったのかを聞いてみた所
昔、この地方は水害が酷く
それを治める為に人柱を使って増水を治めるという事していたみたいで
その時、犠牲になった人の毛髪を使ってお守りを作っていたらしいです
それが、あの毛糸塊だったそうです

バレンタイン
これも小学校の時の話。

小学校の下校途中で、仲間と騒ぎながら信号待ちをしていると、
1人が側溝のコンクリートの蓋の間に覗く100円玉を見つけた。
蓋はとても持ち上がらなかったが意地でも取りたくなって、
四車線隔てた向こう側の下水溝から侵入を試みた。

泥だらけになりながらさまよったが結局100円玉は見つからず、
かわりに発見した汚らしい包みを拾って外に出た。
相当古そうなそれは、破いてみるとチョコレートだった。

ははあ、バレンタインのチョコが相手に捨てられたんだな、
と一同察知してもう一度下水に流そうとすると、腐ったチョコの裏から手紙が出てきた。
ウワー カワイソウと思いながらも興味本意で読んでみると、心臓を掴まれたような寒気が襲ってきた。

「赤い目をした人へ 赤い手をした人へ」
 
おもわず下水溝の奥の方へ波きりの要領でチョコごとブン投げて全員逃げた。
後から考えてみると絶対変な文面とも言えない気がするが、その時はもうホントに怖くて気味が悪かった。
しばらくチョコ食えんかった・・・・

粗大ゴミ
空気読まずに、小学生のときの話投下。
隣の金持ちの多い市の図書館ではビデオを見る事ができたので
家が厳しくてビデオがなかった俺は、時々そこでビデオ見るのを楽しみにしてた。

その日は確かロッキー2だか3だかを見ていたんだけど、
気が付けば閉館時間間近になって、日もとっぷり暮れている。
当然門限もとっくに過ぎ、半泣きになりながら自転車を走らせていたんだけど、見事に道に迷ったw

かなり焦ったが、線路沿いに走れば間違いないだろう、と思い直し
街頭もまばらな線路沿いの道をひたすら走った。

と、前方に大きなマンションが見えた。
道路脇には粗大ゴミだろうか箪笥なんかが置いてある。
その前を通り過ぎようとしたとき…

バンッ!とその箪笥の扉が開き、中から髪ボサボサの女が飛び出してきて
自転車の後輪の上に付いていた荷物置きの部分を掴もうとしてきた。

何が怖いって、女が飛び出した瞬間からずっと、
すごい大きな声で「アーッヒャッヒャッヒャ!」って笑ってるわけ。
速攻立ち漕ぎで振り切ったんだけど、女はずっと笑ってた。
もう完全にいっちゃってる笑い声。俺全泣き。

親や友達に話したところ、多分吉外の女乞食だろうということになったので
翌日、友達とエアガン持って襲撃に行ったんだけど、その箪笥はもうなかった。
もちろん、その女ももういなかった。

それから暫くして、ある事をきっかけにして霊的なものも
色々見ることになったんだけど、、、
今考えてみると、あれは本当に人間だったのかな?
だって箪笥の扉は完全に締まってたし、何で俺が近付いたのが解ったんだろう。
そもそも粗大ゴミの箪笥の中に入ったりするかな。
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