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2012年9月26日(水) 19:14 |
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福祉の仕事をツアーで見学
人手不足や離職率の高さなど、福祉の現場が抱える悩みは深刻です。 そんな中、福祉の仕事への就職につなげようと岡山県などが主催して「職場見学バスツアー」が行われました
職を探している人や福祉の仕事に興味を持つ人に、理解を深めてもらおうというバスツアーです。 岡山県や県社会福祉協議会が主催して、県内6つのコースで行うもので、初日の26日は、吉備中央町の障害者支援施設「吉備の里」の見学に約10人が参加しました。 参加者は、障害者の自立就労につながる作業場を見学しながら、職員が作業を支援するだけでなく、一人ひとりの能力を発見し、伸ばすよう指導していることなどの説明を受けました。 昨年度、福祉関連の仕事の有効求人倍率は岡山県で2.5倍。 仕事があるのに就きたい人が少ない現状は、年々深刻化しています。 主催者は、今回の見学ツアーで福祉の現場の敷居を低くしたいと考えています。 ツアーでは今後、施設利用者との交流やレクリエーションなども予定されています。 主催者は高校生などにも参加を呼びかけ、福祉・介護の世界に一歩踏み出す人材を増やしたいと話しています。
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