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【芸能・社会】

プリシラ・アーン 癒やしの主題歌 本仮屋ユイカ主演「そこをなんとか」

2012年9月27日 紙面から

初めてドラマ主題歌を書き下ろしたプリシラ・アーン

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 日本びいきで知られる米国の癒やし系シンガー・ソングライター、プリシラ・アーン(28)が、初めて日本のドラマの主題歌をオリジナルで手掛けたことが26日、分かった。10月21日スタートの本仮屋ユイカ(25)主演の「そこをなんとか」(BSプレミアム日曜午後10時、全9回)で、プリシラの歌声にほれ込んだNHKの後藤高久プロデューサーが、本人と綿密なやりとりを重ね、やっと完成した。

 ドラマは、同名の人気コミック(白泉社)が原作(麻生みこと)。元キャバ嬢の貧乏なダメダメ新人弁護士が悪戦苦闘しながら、学んで成長していくという1話完結の作品だ。

 日本語のカバー曲でプリシラの魅力を知ったという後藤プロデューサー。新ドラマはコメディー作品でありながら、最近の殺伐とした世相を反映した重いテーマも扱っており、主題歌には見る人を癒やし、前向きな気持ちにさせるパワーが必要、と考えプリシラに主題歌を依頼した。来日時にイメージを伝え、帰国後もやりとりを重ねて7曲が出来上がった。

 その中から選ばれたのが、「アイル・ビー・ゼア」。マイルドな曲調と歌声の中に、確かなメッセージがこめられた。子どものころ家族でビーチで休暇を過ごしたとき、よく早起きをして朝日をながめていたというプリシラが、「その光景と感覚を鮮明に覚えていたので、この歌に表現したいと思いました」。日本語バージョンがエンディングに流れ、英語版も劇中に使われる。

 曲を聴いた本仮屋は、「透明感ある歌声に、心が包み込まれるような温かい曲。『生きて行こう、歩いてく』という歌詞が印象的で、ドラマの登場人物たちがトラブルに遭いながらも強く生きていこうとする姿と重なると思います」とコメントを寄せた。なお、ドラマの共演は、大友康平、市川猿之助、MEGUMIら。

◆10・31「初ベスト」

 プリシラは、「アイル・ビー・ゼア」を含む初のベストアルバム「ホーム〜マイ・ソング・ダイアリ」を10月31日にリリースする。CD初収録の「希望の歌」「上を向いて歩こう」を含む全11曲。

 

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